やはり、口コミ

昨夜、私、魔ダム、長男と魔ダムの知人と一緒に

食事をしました。

 

家族ぐるみでお世話になっている彼女を

お礼を込めて御馳走しました。

 

彼女は、かなりの食通で、その彼女が

選んだのが御贔屓の長住にある

「いけす・洋風茶屋 いまむら」でした。

 

確かに、生ハムから呼子のやり烏賊の刺身、

しめの醤油ラーメンまで

素材にこだわり、味も文句なしでした。

 

普通であれば通り過ぎそうな、団地の一角にある

決して立地条件には恵まれていない場所にありました。

ところが、平日でも予約しないと、なかなか入れない

大繁盛店なのです。

 

もう一つ特徴的なのが、小さな子供連れが多いことでした。

1階の我々のテーブルの周りの2つのテーブルとも

幼稚園児から中学生まで、恐らく3世代の親子連れでした。

 

カウンターには小学生二人連れに母親。

飲んでいるのはカルピスで、ピザのようなものを

食べていました。

 

居酒屋に「小さな子供と老人」は、私の概念を

根底からひっくり返しました。

 

我々が出ていく時にも、知人はカウンターの女性と

知り合いらしく親しげに話をしていました。

 

つまり、腕の良い大将と笑顔が素敵な奥様を中心に

しっかり地元に密着していることがわかります。

 

恐らくそこから派生して小さな子供から

ご老人までもてなす食事を考え出したのでしょう。

 

それ等の事を20数年地道に続けることで

評判が評判を呼び、遠方からも新規が訪れ、

現在の大繁盛店の姿になる。

 

そこには、中小企業の成功パターンが

はっきり実現していました。

 

今回このブログに掲載するに当たり

奥様に了承を取った時に、奥様が

「予約がないと入れないことがあります」と

書いていただければと、申し訳なさそうに

言われた表情にお人柄が滲んでいました。

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