人生、捨てたもんじゃない
昨日のNHKの「プロフェッショナルの流儀」を
見ていましたら、アニメ映画監督の細田守氏でした。
引退した宮崎駿監督に替わり、これからの
日本映画界を託された監督だそうです。
当然、一流となりTVに出演するくらいですから
人知れずの、かなりの苦労をされています。
放映中のいろんな場面で
『人生、捨てたもんじゃない』という言葉が出てきます。
私の人生にかぶせながら、その言葉の意味を
自分なりに解釈しました。
僅かのお金が足りずに倒産しそうになったり、
大けがで入院したり、
永い間一緒に頑張ってきた社員が辞めたり、
大金をつぎ込んで開店させた店に
人が来なかったり、
株式投資で調子に乗り信用取引を行い
全財産を失う直前まで行ったり・・・
その時々でも、ついてきてくれる社員と家族の事を
考えると、もう駄目だとか、諦めるとかという
観念は一切ありませんでした。
窮地に立つたびに、自分が思い描いた会社の未来の姿が
ブレさえしなければ、何とかできるものです。
そして苦難を乗り切った後で
この監督と同じく『人生、捨てたもんじゃない』と
良く思いました。