共通項

 2025年12月21日(日)22:40 読了。

「数学者に『終活』という解はない」 秋山仁 著

2025年12月22日(月)14:45 読了。

「ラストサムライ」大野将平 著

 「明恵上人」白洲正子 著 が難解だったので、気分転換に上記二つのものを手に取りました。

もともと「明恵上人」はどのような人物かも知らずに手に取ったのは、著者の白洲正子に興味があったからです。

彼女はダンディで有名だった、吉田茂総理の側近であり、実業家でもあった白洲次郎の妻で、芸術の審美眼に優れた女性でした。

 2006年10月号の日経ベンチャーに「白洲正子が当代一と太鼓判を押した腕。なのに、世に出ることをひたすらに拒み山中に暮らす」という記事に魅せられてから気になっていたのです。

まぼろしの漆芸家、関野晃平の生き様が文章になっていました。

私はその内容に痛く感銘して、その彼が2年に一度、田中八重洲画廊で展示会を開催することを知り、その実物を見るためだけに東京へ行きました。

そして、なけなしのお金で当時70万円の「黒漆螺鈿総貼手箱」を購入したのです。

彼の奥様が福岡出身とわかり、当時の奥様からのお手紙と請求書・納品書までファイルしています。

彼は残念ながら2014年に70歳で永眠されました。

 秋山仁氏については彼が57歳の時に国民生活金融公庫が発刊している「はばたきNo.48」で知りました。

当時も今も有名な数学者です。

この文章もファイルしているのですが、一番好きだった言葉があります。

若者に色紙を頼まれた時に書く決まった言葉『努力は報われず正義は滅ぶ。恋するものは泣きを見る』

一生懸命にやって悲惨な目に合う。それでもいいじゃないですか?失敗は貴重な人生の経験なのですから。

『そんなの当たり前。常識だよ』ということを全て否定してかかること。

これらの言葉を気に入って、私の変人度は増した気がします。

 柔道家の大野将平氏は東京オリンピックでの立ち居振る舞いと、井上康生監督との抱擁の涙のシーンが印象に残っていました。

圧倒的な強さを醸し出す雰囲気がとても好きでした。

 この二人の著書を読んで、とても似ていると感じました。

秋山氏は中学・高校・大学と受験にいずれも失敗しています。

東京理科大学も補欠で合格のレベル。

大野氏は小さな頃からひ弱で泣き虫、兄はエリートの柔道家で常に比較されていました。

 この二人が世界の頂点に立てたのは、どちらも先ず「質より量を徹底してこなしたこと」

次に「とことん忍耐したこと」「人との出会いが大きな転換点となったこと」

途中で出てくる格言に特に賛同しました。

「生きていくうえで必要なのは無知と自信だけ。それさえあれば成功すること間違いない」マーク・トウェイン

 気軽に読めて元気になれる本です。

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