決断

 私の株式投資における一番弟子が、先日和菓子を大切そうに持って我が家に来ました。

洋菓子より和菓子の方が好きなことを知っているのは流石です。

彼は律儀で、毎年夏には高級ウナギのかば焼きを、冬には味りん干しの高級魚を贈ってくれます。

彼曰く、私が投資を考えているC株とS株のみを保有しているとのこと。

私の分析や感性が正しいとは限らない旨話をすると、「下駄の雪」のように付いていきますとの返事。

なんとも古い言い回しを知っているものです。

この意味は、力のあるものに付いていく者のことで(踏まれても蹴られてもついていきます下駄の雪)といった内容の都都逸から来ています。

 まあ、嬉しくもありますが、私の責任はそれだけ重大です。

あまりハードルを上げてほしくないのが本音なのですが。

詳細を聞くとS株を1万5000株保有しているとのこと。

私は未だ1万株しか取得していません。

師匠としては、早急な買い増しが必要です。

 高松店へ行った折の宿泊施設の従業員の方が、今年は寒い日が少なく12月に入ってもスタッドレスタイヤを履かなくてよいので助かっていますと言っていました。

その宿泊施設でNHKのニュース9を見ると、本格的に寒くなるのは12月24日以降との天気予報でした。

この時点で決断しました。

 私のブログを見ておられる方は、あるアノマリーをご存じと思います。

11月ころから寒くなり雪が降りだす時期が早まると、タイヤ業界はスノータイヤが売れ、衣料業界は高額の冬物が売れてそれぞれ利益が出やすいというもの。

私はこの現象で幾度となく利益を出してきました。

 今年こそは寒くなると踏んで、打診買いで住友ゴムの株式を2000株、オンワードの株式を2000株、「一人法人」で購入していました。

暖冬ではこの予想が崩れると考えました。

2025年12月18日(木)にこの二銘柄の全数を売却しました。

実現損益は、住友ゴムが+1.243.000円(買値1799円を2420.5円で売却)、オンワードが+138.000円(買値645円を714円で売却)。

 攻撃株のB株37000株を売却しその一部でS株を1万株購入していましたが、待機資金もまだあります。

この待機資金と上記二銘柄の売却資金のほとんどをS株の追加購入に充てる予定です。

その日に追加購入できたのが5800株。

これでS株の保有数は1万5800株となり、平均買値は411円となりました。

 19日(金)に更に買い増しして、合計25000株で平均買値は413円となりました。

本日、今年最後の購入を行います。

S株を追加購入してトータル35000株とする予定です。

 35000株×18円×0.79685=502.015円が3月に法人口座へ入金となります。

防御株の西日本FHの配当金は2026年は110円の予定なので、10000株×110円×0.79685=876.535円が半額ずつ6月と12月に入金となる予定です。

すると、502.015円+876.535円=1.378.550円が入金となります。

私の来年からの給料は、月額10万円の予定なので、1年分の私の給料を確保したことになるのです。

 配当率がいいS株なので、12月29日(月)から来年にかけて、配当落ちでどれくらい株価が下がるのかがポイントとなります。

大幅に下がった時には、しつこく保有している勝負株のB株の残りを売却して、更にS株を買い増しする予定です。

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