慌ただしい一日
10月17日(金)は朝からパソコンの画面を見ていました。
株価の状況を調べて、今後の対応を考えるためです。
すると、自宅の電話が鳴り父からのものでした。
「3000円欲しい、何も飲むものが無くなった、ラッキョウもなんもない」
私が、「先日私と真ダムと介護士で、お金は施設では使えないと話したばかり」と返事すると、少々怒り気味だったので、
何が足らないか聞くと「ペットボトルのお茶、ラッキョウ」との返事。
当日は午前10時半までに眼科に行かねばなりませんでした。
そして午後からは、天神へセミナーに招待されているのです。
面白いように、こちらが忙しい時に、父の要件がかかってきます。
腹立たしいのですが、嫌なことや面倒なことはすぐに処理しなければ気が済まない私です。
PC画面を閉じて、直ぐに地下鉄で眼科へ行きました。
6ヶ月に1度、緑内障の検査をするためです。
結果は、緑内障に足を突っ込んだレベル。白内障は少し濁りはあるがまだ大丈夫。
これからは3か月に一度の検査にしましょうとの医師の提案でした。
支払った額は2630円。有難い金額です。日本国はやはり素晴らしい国です。
病院から自宅に取って返し、今度は車でコスモスまで買い出しに行きました。
店の駐車場からダッシュして、ペットボトルのお茶、麦茶、水を合計11本、それにらっきょを7袋購入して、レジ袋2つにいれ、またダッシュして駐車場へ。
そのまま、ホームへ向かいました。
両親の部屋に入り、冷蔵庫を開けると、何とお茶や水のペットボトルは何本もあるのです。
流石の私も、「ここにまだ何本もあるやないね」と語気を強めて父に言うと、「ああ~~そうだったか?」
まあ自己診断でも、真ダム曰くでも私は『優しい』人柄ではないと思います。
実際大学一年頃、私は「親離れ」をしたと感じていて、それ以降何かを両親に相談したことはありませんでした。
両親も「子離れ」したと思っていたのですが?
部屋を早々に引き上げ、車で天神へ向かいました。
天神や博多駅周辺は車が停めにくく、駐車料金がバカ高いので何時も地下鉄かバスで行くのです。
今回は間に合いません。会場近くのコインパーキングを探しそこに停めて、またダッシュでビルのエレベータの前まで。
何とか13階の会場に間に合いました。
このようなセミナーは大抵、ミニペットボトルのお茶とボールペンが用意されているのですが、今回はレジメだけでした。
とても喉が渇いていたのに・・・
ここら辺が、銀行系証券の弱点でしょうか。
「プライベート・アセット」投資入門という、相当な富裕層でなければ手を出さないジャンルなのです。
私の金融資産レベルでは到底招待などされません。
しかし私の大法螺「10億ドル」は誰にも言っています。
担当者が勝手に私を大物にしているだけなのです。
大手専門証券会社であれば、それは下にも置かない対応をすると思います。
1時間のセミナーでしたが、初めて知ることもあり勉強にはなりました。
先ず資産には「伝統的資産(債券・株式・通貨)」と「オルタナティブ資産(商品・不動産・プライベートアセット・デリバティブ)」がある。
このオルタナティブ(代替)資産の一つが「プライベート・アセット」でプライベート市場(非上場・非公開)で投資をするもの。
プライベート市場では、「プライベート・エクイティ(株式)」「プライベート・クレジット(融資・ローン)」「リアル・アセット(貴金属・原油等)」がある。
特に最近富裕層に人気なのがPE(private equity)といわれる、公開市場で取引されない未公開企業や非上場企業に投資するもの。
相当なリスクがあると考えられているが、一発当たれば莫大な利益になる。
結論は、私の金融資産が3000万ドル(世界の富裕層の定義)を超えたら、そのうちの2割くらいを回しても良いかな。
駐車場に走って行って精算したら、案の定1200円も取られました。
