これが事実

 9月15日(月)~16日(火)まで、7月以来の輸入部門の高松店へ行きました。

M&Aの後、まだ数か月しか経っていないので、事務処理の方法を統一するのに時間がかかっています。

それ以上に大変なのが経理事務です。

 真ダムの二日間に及ぶ延べ9時間超の奮闘努力のお陰で、経費処理は8割り方終了しました。

初日は、自宅を午前7時半に出て、店へ着いたのは午後1時。

パソコンや大きなファイル等の荷物がかなりあるので、やはり車が便利なのです。

途中のサービスエリアで休憩中におにぎりを1個食べただけで、午後4時半まで休みなく処理していました。

さすがに疲れた様子でしたので、7月に宿泊した「湯山荘 阿讃琴南」に再度泊まりました。

 駐車場へのお迎えやウェルカムドリンクはありませんが、接客はとても心地の良いものです。

今回は貸切風呂まで準備してくれていて、夜には大浴場、朝に貸切風呂で過ごしました。

夕朝食も、基本的にはほとんどが四国産のもので、とても美味しく頂きました。

スタッフのミャンマー人の女性は、日本に来て僅か2年しか経っていないのに、細かい日本語も話せ、立ち居振る舞いが現代の日本女性より日本的だと感じました。

 朝食後、午前10時半頃店へ着き、そこから午後4時半までぶっ通しで真ダムは経理作業に当たりました。

私はその間にショールーム、トイレ、工場を見て回り、メカニックと世間話をして、店長とは業績の話をしました。

四国全体の二輪業界は良くない、自店は9月になって来客が少しずつ増えているとのこと。

 一通り情報収集後は、持ち込んだ日経新聞と西日本新聞を読了し、新書を読み始めました。

2025年9月16日(火)16:28に読了。

「私たちは何を捨てているのか」井出留美 著

この本は、是非多くの大人に読んでもらいたいと思います。

その上で子供達にも現実を教えるべきです。

 ほとんどの人が事実を知らずに、平々凡々と日々過ごしていることが詳細にわかります。

詳細は、皆さんが本を手に取り読み込んでください。

結論を転記します。

『食品を廃棄することは、単に食材を無駄にしているだけではない。生産者・加工業者・運送業者など、その食品に関わった多くの人たちの苦労、大切な資源やエネルギーを無駄にし、ごみ処理場で生ごみを焼却するのに多大な税金を使い、さらには気候変動の原因なる二酸化炭素を出すことになる』

米が高いや卵が高くなったとかのまえに、日本国全体で食品ロスのために失われている金額が約4兆円にものぼるという事実。

ミクロで言えば、日本国内のコンビニ1店舗が、1年間に廃棄している食料品は468万円と、日本人の一人当たりの平均賃金を超えているという事実。

 厚生労働省によると、日本の子供は9人に1人が貧困で、食事をまともに3食取れていない。

更に子供のいるひとり親家族の半分は貧困状態だそうです。

同じ日本にいながら、膨大な食品が捨てられる一方、食事にありつけない人々が多くいる事実を全ての人々が知るべきだと痛切に感じました。

2020東京オリンピック大会組織委員会が2021年12月に公表した事実は、もっと多くのマスコミが追及するべきでした。

ボランティア向けの弁当30万食を廃棄したのです。

何故、その時に貧困世帯に配分しなかったのか!?

 先日私が、事務所冷蔵庫の牛乳を提示している期日のおよそ1か月後に飲みました。

それを聞いた真ダムが「馬鹿じゃないの、お腹を下して病院へ行ったらどうするの。あなたはいつも割引食品ばかり買うのも止めたら」とかなり厳しく言われました。

私は、「匂いも嗅いだし、少し舌にのせて味を調べても変でなかった」と弁解。

正確には、この牛乳は、私は何時も「低温殺菌牛乳」しか購入しないのですが、一般の牛乳の「賞味期限」ではなく、それより厳しい「消費期限」の日付でした。

それでも、お腹もどうもなく、美味しく飲んだ気がします。

この本に書いてある、『五感を使って自分で判断』を私は先取りしていたのです。

二日間で1053キロ走破しましたが、体力的には、私はまだまだいけそうです。

 

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