慌てない慌てない

 相変わらず、私の予想は外れています。

8月か9月に米国株の急落と共に、日経平均も下落するというもの。

ところが、昨日の日経平均が一時4万5000円を超えました。

9月も残り2週間となりました。

 どう考えてもここ最近の高騰は理由が見つかりません。

FRBが少々利下げするとの観測で、これほど日米の株価が堅調なのが不思議です。

私が不得手なAI関連のテック企業が、相場を押し上げているようです。

 9月12日(金)は先物・オプションのSQでした。

私は、先物もオプションもSQも、ほとんど理解はしていません。

しかし、株式取引には少なからず影響を与えることが分かっています。

 SQ(特別清算指数 Special Quotation)は、日経先物と日経オプションの二通り存在すること。

先物のSQは3月・6月・9月・12月の年4回の第2金曜日に確定される。

オプションのSQは毎月の年に12回、同様に第2金曜日に確定される

この先物・オプションの二つが重なる、3月・6月・9月・12月のことを「メジャーSQ」といって、株式相場の動向を知る指標として使用されます。

 9月12日(金)は所謂、メジャーSQだったのです。

日経平均の取引時間中の最高値は4万4888円でした。

一方SQ値は4万5016円でした。

このように、SQ日に日経平均がSQ値に一度も届かずに取引が終了することを『幻のSQ』と呼び、滅多にあることではありません。

SQ値>SQ日の日経平均最高値の場合は、弱気相場になる可能性が高い。

逆にSQ値<SQ日の日経平均最安値の場合は、強気相場になる可能性が高いのです。

ということは、今週あたりから日経平均は下げるはずなのですが?

 会社の経営と同様、株式相場も不動産相場も最近は読みにくいと感じています。

それでも、自分を信じて、9月か10月に勝負株のA株とB株を少しでも買い増しして、11月~翌年の2月に売却予定の戦術は今のところ変えていません。

慌てず騒がず、ひたすら耐え忍ぶ期間です。

こんなことばかり考えていると、本当に1年が短く感じます。

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