あらためて 経営者の責任
一昨日、社員から私の携帯に連絡がありました。
「息子が佐賀大学と防衛大学に合格しました」
普通に落ち着いた声に、若干戸惑いながらも
本当に良かったと、我が子がそうなった気がするくらい
嬉しくなりました。
現役ですから大したものです。
嬉しさに浸りながらも、私は自分の二人の息子が卒業するまで
お金のやりくりに大変苦労したことを思い出しました。
弊社の社員も恐らく大変でしょう。
私は、何とか二人を卒業させ、これで親の役目は終わりと
気分が、かなり楽になって現在に至っています。
ところが、この夢と希望がいっぱいの
社員の息子さんのことを考えると
とても、楽な気分ではいられなくなりました。
『給料を上げてやりたい』、
『絶対に倒産させてはいけない』という
今まで持ち続けている二つの思いを
この電話は、強烈に再認識させてくれました。