火傷しないと分からないか?
2025年8月3日(日)午前7時30分に自宅を出発しました。
輸入部門の鹿児島店の経理をしたいとの真ダムの要望に応えたのです。
午前10時30分頃店に到着して、それから午後3時前まで彼女はみっちりと仕事を行い、私は週刊経済誌を3冊と新聞2紙を読破。
当日はお客様が頻繁に来られ、展示車両も若干減っていて少し安心しました。
翌日に熊本店2店へ行くために、定宿の「手塚旅館」に泊まりました。
真ダムの膝と私の足首と腰の療養のためにも、温泉が一番です。
真ダムの頑張りが目についたので、今回は内風呂付きの一番良い部屋と、黒毛和牛のステーキ懐石料理のワンランク上をオーダー。
ほとんど無名の温泉地であり、私が2年前に最初に行ったときなどは、日曜日は閑散としていましたが、その日はほぼ満室。
普段粗食で過ごしているので、そこでの夕食や朝食は、それはそれは感動するくらい美味しいものでした。
お湯の質も美人湯特有の皮膚全体が明らかにすべすべするもので、恐らく九州では最高の質だと感じました。
駐車場にお迎えに来るし、ウェルカムドリンクもフリードリンクもあります。
接客も素晴らしい。
超、田舎感も味わい深いものがあります。
翌日、国産部門の熊本店へ行きました。
車両在庫は、少し減っていてかなり適正に近い感じがしました。
到着すると、私は一気に疲れが出たのか、スタッフルームの椅子に腰かけたまま寝てしまいました。
店長が心配して、オロナミンCと森永ラムネをくれ、気遣いがとても嬉しく感じました。
ショールームに外装パーツが広げられたままでしたので、しっかりと注意しました。
午後3時過ぎにその店を出て、それから輸入部門の熊本店へ到着したのが午後4時前。
こちらも、車両在庫は若干減っていましたが、事務室へ入ると用品類の在庫で溢れていました。
早速店長に糺すと、約1100万円ほどあると。
特に、シューズは購入するなと言っていたにも拘わらず数倍に膨れていたのです。
彼にも息子にも何度も何度も部品用品の無駄と在庫過多を注意しました。
結局、火傷しないと分からないのだと痛感し、今後は何も言わないことにします。
売れもしない在庫が増えて、それにつれて借金が増加するという、経営者が最もしてはいけないことをしています。
会社が倒産するとどうなるのか考えたこともないのでしょう。
先ず住む家が無くなります。不便な場所の狭い築古アパートに一家4人が暮らさねばなりません。
当然毎日のように夫婦で朝から晩まで働いて、日銭を稼がねばなりません。
車もすべて手放さなければなりません。
子供達の習い事は全てできなくなり、学校も進学も諦めなければならなくなります。
夫婦だけでなく子供達の新品の洋服も買えなくなります。
外食など1年に一度できれば運が良い方でしょう。
友人関係にもヒビが入りますし、世間からの冷たい視線にさらされるのです。
不良在庫が増えて、借金が増加することは、間違いなくこの道を一直線に進んでいるという自覚があまりに無さ過ぎる。
業績悪化は、あっという間に来るものなのです。
先ず、現在が非常事態ということを、本気で徹底すべきです。
倹約に倹約を重ね、全ての投資や借金は一時ストップすること。
1円でも多く借金返済に充てること。
夕食は、真ダムが好きな植木町にある「徳永の 鰻」にしようかと思いましたが、かなり腹が立ったので、「大黒ラーメン」を食べて、午後9時過ぎに帰宅しました。
