現実を知りどう行動するか
両親へ病院から請求書が届きました。
毎月のことなのですが、ホームへ行ってくれて診療をするというもの。
父親の医療費明細には、在宅医療と記載され、5130円、それに保険外費用(居宅療養管理指導)1148円が加わり合計6278円。
母親の分は合計5704円が請求されています。
残念ながら、中身を見てもあまり理解が出来ません。
ホーム代金月額約20万円にこの金額と薬代が加算されます。
あくまで一人分の費用です。年を重ねると、そこそこ元気でもこれくらいの支出があるということ。
この病院の請求だけ、何故か自動引き落としではないのです。
私が銀行へ行き手続きをして、こちらが110円の手数料まで支払わねばなりません。
今時とても面倒なのですが、4割の開業医が赤字経営ということを考えると、仕方ないのかもしれません。
先日、真ダムと一緒に近くの銀行に設置してあるATMを訪れました。
隣同士2台で処置する方がより早くすむからです。
向かって右側のATMで私が両親の医療費の支払いを行い、左のATMで彼女が私と彼女と「一人法人」の通帳合計6冊の付け込みを行いました。
全ての処理が終わり駐車場の車の中での会話。
「あなたの定期預金、ほとんど無いのね!?。個人通帳と法人通帳に6月にかなりの入金があるのは何故?」と真ダム。
そうなのです。私の「現・預金」は一般の人よりもかなり不足しているはずです。
このブログでは、会社経営には如何に「現・預金」が重要かを伝えているのにです。
理由は簡単です。私個人も「一人法人」も支出に関してほとんど発生せず、且つコントロールが効くからです。
「現・預金」のほとんどを株式に投入しているのです。
6月に大きな金額の入金があるのは、全て配当金なのです。
2025年3月期の日本の上場企業における配当金総額は、約20兆円となり過去最高額となりました。
単純計算で、日本の個人に3.5兆円配布されたのです。
考えても見て下さい。1年の銀行の定期預金利率は0.275%。
私個人の持ち株の配当率は、(配当金額÷平均取得価格)で計算すると、最高の日本郵政が(5.16%)、最低の筑邦銀行でも(2.88%)もあるのです。
ただ残念なことに筑邦銀行のみは数百万円の含み損を抱えています。
「一人法人」の持ち株である西日本FHなどは(9.05%)もあり、且つ株価はほぼ3倍になりました。
このブログで何度も書いていますが、{72の法則}によると、(72÷0.275=261.8)
つまり、今の元手を複利で定期預金しても倍になるのに261.8年もかかるのです。
非常事態になっても、株式は売却してから4日後には現金化できます。
ただそうは言っても、老後2000万円不足問題にさえ遠く及ばない定期預金の額は、増やさねばと思いました。
