まだまだ足りない努力

 令和7年7月7日(月)はラッキーナンバーでしたので、朝からPC画面で株価を注視していました。

残念ながら、私の持ち株のほとんどが下落。

その後、2種類の本を読み、昼過ぎから真ダムをリハビリのために病院へ車で連れて行きました。

 真ダムを待つ間の1時間が勿体ないので、老眼鏡と新書を持って行きました。

ところが病院内では大型画面のTVで、伊東市長の学歴詐称問題を特集していて、その音量が老人が多いせいか大きいのです。

「日本って本当に平和だな」と思いながらも読書に集中できません。

 意を決して、駐車場の車の中で読むことにしました。

かなり暑かったのですが、夢中で読んでいたら、病院から彼女が出てきました。

「えっ、何でエンジンもかけずに車にいるの?」

「うん、窓を全部開けていれば何とか耐えられる。本を読むためだけにエンジンをかけてクーラーをつけるのは後ろめたい」

 彼女が乗り込んできて、窓を閉めエンジンを掛けました。

「今日、自転車こぎをさせられたけど、膝が痛くなかった。太ももの筋肉が痩せているらしい」

かなり快方に向かっているらしく、私も安心しました。

彼女が元気でないと、私の野望に支障が出ます。

 いつも本ばかり読んでいる私を見て彼女は呆れています。

お金も頭脳もたいして持ち合わせていない人が、それなりになるにはひたすら努力するしかないというのが私の持論。

 2025年7月5日(土)の日経新聞朝刊の「リーダーの本棚」の人物が面白かったです。

日本の自衛隊制服組のトップである統合幕僚長の吉田圭秀氏でした。

1962年生まれの東大工学部卒。

防衛大学出身以外からの初の統合幕僚長ということで耳目を集めたそうです。

 彼の努力が群を抜いています。

過去の蓄積や知識だけでに頼ってインプットしないと、良いアウトプットが出来ないと痛感した彼。

何と枕元に本を50冊くらい積み上げて、朝5時に起きて読んでから出勤するということを続けたのです。

彼の読書に対する思いは「難局に立ち向かう武器」とのこと。流石、軍人ですね。

ただでさえ頭脳明晰な人がこれほどの努力をするのです。

凡人の私なら100冊は置いて読まなければならないでしょう。

 ダントツを目指すなら、少々の努力では足りません。

大抵の人々が努力をしているつもりのレベルは、現状維持が精一杯です。

況や、現状維持で良いと思っての行動は衰退が始まっていると思って間違いありません。

今日、小田部の積文館書店に行くつもりです。

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