初心を忘れるな
2025年6月20日(金)に、かなり久しぶりに輸入部門の福岡店と国内部門の大野城店へ行きました。
真ダムの経理の運転手が主ですが、やはり店舗内外が気になります。
福岡店は店舗自体の整理整頓清掃は問題ありませんでした。
初めて会った女性スタッフもとても感じの良い笑顔の素敵な人で驚きました。
しかし、この店舗も車両在庫が10台以上過剰でした。
次男は理解していて、具体的な対策を実行していました。
今年が資金繰りで一番苦しい時でしょう。
この貴重な体験を乗り越えれば、「1円」の重みを知るはずです。
一方、福岡店の後に行った国内部門の大野城店には驚くというか呆れ果てました。
私がメーカーの担当者であれば、この店舗状態が続くのであれば、ディーラー権を剥奪します。
真剣に店長を叱責しようと思ったのですが、何かの用事で中途退社したとのこと。
おかげでストレスだけが無茶苦茶溜まりました。
ショールームというには見る影もなし。倉庫業でもこの店よりましでしょう。
私が設計から内装までかかわった最後の集大成の店舗です。
思い入れがある分、ショックの大きさは相当のものでした。
このブログでも既述しましたが、この店と佐賀店を私が直接指導して、2億円体制を作ることにしていました。
スタッフに経営理念から指導し、整理、整頓、清潔、清掃、躾、作法の6Sの重要さも基本として繰り返し述べたものです。
それにもかかわらずこの状態、おそらく全国80店舗の国内専門店で最下位の状態だと思います。
明らかに店長と経営者の怠慢です。
帰宅してすぐに長男に電話。
今の状態をどう思っているのか詰問しました。
「しばらく行っていないのでわからんかった」
高校卒業と同時に弊社に入社してくれたスタッフが二人いるのですが、この店の店長はそのうちの一人です。
人生の半分以上を弊社で過ごしてくれています。
そんな人には「弊社に入社してよかった」と本心で感じてもらいたいとの思いが強くあります。
そのための具体的手段はまずは高給を与えることだと思っています。
他の店長以上に、経営に関するノウハウや、店舗経営の具体策を伝授してきました。
そして高給を得るためにも、圧倒的な差で他店を凌駕して欲しかったのです。
残り数か月で、弊社二輪グループは私の手を完全に離れます。
どうも私は『出過ぎた杭』を育てることには失敗したようです。
