考え方

 2025年6月16日(月)9:15~12:30までレクサスのイベントがありました。

自動車学校を借り切って、レクサス車の試乗会が開催されたのです。

我々二輪業界でもたまに試乗会を催すのですが、対象者と中身が全然違い、非常に面白く参考になりました。

 先ず対象者が既存客、プラス誰かを一人連れてきてもオッケイ。

会費制で、午前の部と午後の部の2班に分かれて行います。

 レクサス本部から、開発者が来ていて、コンセプトや技術の解説をします。

それに加えて、我々の試乗体験やそのほかの詳細な聞き取りアンケートを行います。

 午後の部の人たちが正午前にきて、近くの寿司店で食事。

午前中に試乗が終わった班はその後に同じ場所で昼食。

寿司、天ぷら、茶わん蒸し、デザート等、豪華な食事で会費を支払っても得した気分になりました。

いつものように、レクサススタッフの接客は、笑顔と挨拶が抜群です。

 レクサスのイベントの良いところは、スタッフが近くに座る方々と接点を持ってくれることです。

今回も隣の席の不動産関連の女性社長と会話をして、彼女が若いころヤマハのフェザーに乗っていたと聞いてかなり盛り上がりました。

毎回、各種イベントが刺激的で、私も「一人法人」の業績アップに努力しようと前向きになれます。

 イベント終了後、近くの本屋に立ち寄り3冊購入し、在庫のない2冊をオーダー。

その足でいつものように、書店隣にあるグループの輸入部門の店へ行きました。

そこで早速試乗会の考え方を変えるように店長にアドバイス。

 今までの試乗会は、我々の自己満足以外何物でもない気がしていたからです。

試乗マニアのような、買う気もない人が何人来ようとも、時間の無駄以外何物でもありません。

アンケートを取ったところで、これまた意味もないことだらけ。

 それであれば、今回のように既存客に新たな体験として喜んでもらうように、考え方を変えた方が良いと実感しました。

必ず会費を徴収し、既存客の知人等を連れてくる場合は、その知人の会費を上乗せするくらいでイベントを行えばよいのです。

ポイントはあくまで、既存客がどれほど満足するかです。

 我々の業界も決して安いものを販売しているわけではありません。

先ずは買っていただいたお客様が、更に購入意欲を持ち続けるようにするにはどうすべきかを考え実行すべきです。

一般の多くの人に訴える宣伝広告は意味がないと思います。

満足したお客様が次々と買い替え、且つお友達等を紹介くださるサイクルを築いた店の勝ちだと痛感しました。

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