健康

 2025年6月9日(月)8:47 読了。

「よく聞く健康知識、どうなっているの?」坪井貴司・寺田新 共著

世界保健機関(WHO)の健康の定義は「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態にあること」

 この本を読んで先ず驚いた事実。

日本は平均寿命が長い世界屈指の長寿国であるが、最期まで健康を維持して天寿を全うする「ピンピンコロリ」が多い訳ではなく、「ネンネンコロリ」で亡くなる方が他国よりも非常に多い、世界屈指の「不健康長寿国」といえる。

また、若年女性および高齢者における痩せ・低体重は大きな問題。

共通してみられる特徴が、骨格筋量・筋力の減少で、この様な状態は将来寝たきり・要介護者になるリスクを大きく増大させる。

タンパク質を多く摂取することで骨格筋量が増加し、将来のサルコペニアやフレイルになることの予防になるが、取り過ぎは糖尿病を発症するリスクがある。

骨格筋量を増やすには筋力トレーニング(運動)が最適。

植物性タンパク質の方が死亡リスクの低減効果が認められる。

 私が毎回の健康診断で引っかかるのが、悪玉コレステロールといわれる「LDL-コレステロール」の値が大きいことです。

これを下げるには、エネルギー摂取量を変えずに、飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に替えること。

更にトランス脂肪酸は「LDL-コレステロール」の濃度を強力に上昇させる。

このトランス脂肪酸は、私が大好きな加工肉(ハム・ソーセージ)やマーガリンに多く含まれるそうです。

牛肉や豚肉の摂取量が多い人はそうでない人に比べて、大腸癌に罹患する比率が高くなる。

 読み進めていくと、好きなものが食べれないと勘違いしそうですが、要は、取り過ぎないことと、食事が偏らないこと、何より大切なことが運動と睡眠という結論になります。

現状を振り返ると、睡眠は午後11時就寝、午前5時半起床でほぼルーティン化しているので問題なさそうです。

やはり、意識しないといけないのは運動。

テニスとゴルフを止められた私にとって運動は、ウォーキングくらいしかありません。

1時間ほどのウォーキングで約250キロカロリーを消費するので続けるつもりです。

 運動を継続して行うと、骨格筋が血糖を処理する能力が大きく向上し、糖尿病を予防できます。また、認知症、がん、心疾患などの様々な病気を予防する効果も得られるとのこと。

最近、早朝のウォーキングに、硬式テニスボールを踵に挟みつま先立ち、タオルを足で手繰り寄せる運動、スクワットを追加しています。

今までも行っていたのですが、ほとんど途中で挫折していました。

これからは、絶対に続けようと固く誓いました。

 理由は、10億ドル達成のためには、健康であり続ける時間が長く必要だからです。

富の蓄積は、「資産の蓄積」の方が「労働の蓄積」より、圧倒的に速いと私は考えています。

先ずは、健康な身体、健康な頭脳、それらを使い長い時間かけて努力を重ねれば、目標に近づくはずです。

 

 

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