過ごし方

 この長期連休をどう過ごしたかで、その後の人生も大きく変わる。

などというと、大抵の人には異論があるのでしょうが、中小企業の経営者にとってはかなり当てはまると私は思っています。

少なくとも「経営」に関するセミナーを受けたり、経営に関する本を読破したりしてやっと平均並みなのです。

最低のそれらのことすらしない経営者が、今後苦境になることは当然の帰結なのです。

ここらへんの感覚で人を見ているので、私には冷たいという印象が付いて回ります。

出過ぎた杭になりたければ、それこそ年中休日など考えないことです。

 2025年5月4日(日)午前8時半から午前11時半くらいまで、ラグビーのコーチをしました。

株式投資5番弟子で、60歳で起業し中国で製造させ、ロサンゼルスに事務所を構えたF氏も一緒にコーチを行いました。

ボランティアが終了したら、彼は事務所へ帰り翌週からの中国出張に備えるとのこと。

私も事務所へ行き、分厚い経営書を読み込みました。

トランプだの国の中小企業救済策だの一切関係ありません。

経営者自身がどれほど嵌まって(はまって)経営しているかだけなのです。

一般のサラリーマンが楽しんでいることと同様なことを経営者が行っていて、この激変する環境を乗り越えられるはずもないのです。

「何かを得たければ、何かを失わなければならない」は、変わらぬ真理だと思います。

 各種経営書を読み直して、私に合うエキスを書き出しました。

1.嘘をつかない(真実を全て話すこともない)

2.感謝の気持ちを形で表す

3.問題から逃げない

4.猛烈に働く

5.人事に関しては「2:8」のパレートの法則を重視する

上昇志向のある2割の人材を重用し、全然ダメな2割には力を割かない。残り6割の人材を上昇志向にする環境を考える。

6.SKD(すぐやる・必ずやる・できるまでやる)の徹底

7.3割以上の確率で成功が見えれば思い切って行動に移す

8.自分の「勘」を信じて決断する

 残された私の人生の短さを考えると、遊ぼうとか、だらだらしようとか、ゆっくりしようとかは、勿体ないの一言なのです。

惰眠を貪ることなく、好きなことに集中し目標達成に邁進するのみ。

中小企業の経営者は、どのような時にも、どのような場所でも、いくつになっても、常に臨戦態勢が正解です。

 

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