運と縁とタイミング
不動産投資には、「運と縁とタイミング」が決定打になると再三述べてきました。
当然、売買の最終決断は個人がするので、そのための不断の勉強と情報収集は欠かせません。
最近マンション販売のチラシがちらほら新聞に入ってくるようになりました。
直感的に売れていないと感じていましたが、新聞にその実態が記事になっていました。
福岡市内のマンション価格の2024年坪単価は294万円になったそうです。
平均販売価格が6011万円となり、2023年から1400万円上昇しているとのこと。
市内の高騰を受けて周辺地域も坪単価が160万円くらいのものが200万円に上昇し、かなりの戸数売れ残っているそうです。
2025年3月14日(金)午後1時半ころ、積水ハウスの担当者と建設業者の担当者複数人が、事務所にしているマンションのキッチン、バスルーム等と、建具のチェックに来てくれました。
今回で2回目となり、流石は積水ハウス、アフターサービスがしっかりしています。
担当者に聞くと、鴻臚館で建設中のグランドメゾンも、何も広告せずに完売したそうです。
九州で一番高額の物件6億7千万円も売約済みとなったとのこと。
坪単価は約1000万円だそうです。
不動産関連の専門家によると、福岡市中心部や地下鉄沿線は高額でも完売していて、周辺エリアの中価格帯のマンションが苦戦していると。
私も、自分が住んでいる一帯は土地も建設費もピークアウトしていると感じます。
東京とは富裕層の厚みがまだまだ違う気がするのです。
これからしばらくは、土地も建築費も横ばいから下落に転じる可能性があります。
土地に関しては一物一価で二度と同じ物件は手に入らないので、少々価格が高くても自分が気に入れば購入すべきというのが持論です。
これから住宅ローン金利も上昇するでしょう。
それでも、日本の金利は世界に比較して極端に安いことは知っておいたほうが良いと思います。
出口戦略も考えて、自分が気に入った物件の最後の買い場のような気がします。
