どれも捨てがたい
大勝負株を全て売却して、待機資金が出来ました。
問題は使い道にあるのです。
先ずは防御株の追加購入と含み損を抱えた筑邦銀行の買い増しです。
100株単位で購入できるのが何より嬉しい。
これが終了すると、いよいよ本番の攻撃株の購入に移ります。
こちらはかなりの株数になるので、数か月から2年ほどかけて投資先を吟味します。
ポイントは、地味で、あまり人に知られていなくて、時価総額が500億円以下のもので、なるだけ倒産確率の低いもの。
吟味の末に3銘柄が残りました。
A株は時価総額が106億円、B株は243億円、C株は320億円。
3つの株ともにこの3年間ほどの最低価格近くにあります。
A株は、減収減益ながら3月末まで保有すると6月、12月に配当があります。
配当率は4%を超えるのですが、自己資本比率が30%強しかありません。
PERは10.5、PBRは0.28、割安度10/10、財務安全度2/10
B株は9年間連続の赤字決算で上場以来一度も配当をしていません。しかし自己資本比率は80%。
PERは-、PBRは0.58、割安度1/10、財務安全度10/10
C株は黒字転換決算で配当は無し。自己資本比率は40%弱。
PERは10.2、PBRは0.69、割安度9/10、財務安全度2/10
本来なら、攻撃株は1本に絞るのが私の戦術ですが、今回はどうしても絞り切れませんでした。
どの銘柄にも一長一短あるからです。
最終的には「1億円プロジェクト」でA株を購入。こちらは個人なので配当で外食が出来るのです。
「一人法人」でB株を購入することに決定。
こちらはかなりのギャンブルですが、化ける時には5倍以上も狙える。
且つ財務安全度は10点満点中10点。余った資金を全部注ぎ込みます。
6倍の株価になれば、既存の純資産にプラスすると当初の目標である総資産1億円を超えます。
そうなれば、念願の名刺(投資家と記入)が作れるし、資本金が1000万円になります。
何故、この二銘柄を選んだかというと、大株主名簿を見ると、C株は変更はないのですが、残りの銘柄は新たにファンドが加わったり、既存の株主が買い増ししていて、『NEW』と『↑』が増えていたのです。
過信や驕りが投資には一番いけません。
常に謙虚な気持ちで銘柄選びに当たってきたつもりです。
不動産投資もそうでした。
振り返ると、ここ10年以内の意識した投資は、ほとんどが自分の立てた『仮説』と当たらずとも遠からずの結果だったのです。
今回も自分の仮説に自信をもって勝負します。
乞うご期待!!
