また目標が増えた

 以前、大手賃貸住宅の営業の若者の話をしました。

私とコンタクトを取ってきた各種営業マンとは、だいたい会うことにしています。

人物評価の精度が上がるのと、知らない情報を聞き出せるからです。

 彼とは2度会って、仕事が出来ると確信しました。

そうなると詳細を知りたくなるものですし、私のことも少し話をします。

28歳で最近副店長に昇格したとの話を聞き、この会社のダイナミズムを感じました。

 その彼が5億円の投資物件を持ってきたことは既述しました。

我が自宅そばの物件で、とても興味はありましたが、今の私が買える金額ではありません。

正直にそのような話をすると、大抵の営業マンはそれ以降連絡を取らなくなります。

 数日前に彼から連絡が入り、福岡市の中央区に新築した物件の内覧会にぜひ来てほしいと。

3月7日(金)午前9時半に現地へ到着すると、背広にネクタイ姿の男性5人が勢ぞろいして車から降りた私に挨拶するのです。

わたしはいつものようにジャージ姿です。

ここでのポイントは、彼等のお辞儀に対して彼等より深く長く返礼することです。

彼等も驚いた表情をしていて「してやったり!!」

 玄関から高級感満載。

入り口で白い手袋を渡され中へ入ると、思わず唸りました。

「ここは賃貸住宅よね?」

「そうです。我が社の最高級マンションを購入できない人が増え、せめて同レベルの賃貸に住みたいとの要望が増えてきたのです。仕様はその高級マンションと同じにしています」と彼。

4階建ての最上階にエレベーターで案内されました。

 「一般的な賃貸住宅は3階建てや4階建ては建築戸数が減るからエレベータは設置しないのでは?」と問うと。

「一般的なお客様はターゲットにしていません。それらは街の工務店でも出来るレベルですから」と彼。

内覧の部屋に入ってまたまた驚きました。

私が最近購入して事務所に使用しているマンションよりも豪華なのです。

 一般的な賃貸住宅の天井高は2.4mですが、このシリーズは2.5mと2.7mの二つが標準で、3階建てでもエレベーター設置が標準とのこと。

何とその部屋の賃料が月額55万円ですでに契約済みと。

 ここからは私の質問攻めでした。

要約すると、買主は個人で相続対策とのこと。利回りは2.85%。

この会社が土地を購入し建築したものを投資用に売却したのです。

 以前に何度か別の大手賃貸住宅会社2社の内覧会にも行きました。

そこは、「賃貸にしてはいいかも」のレベルの部屋でした。

ところが、ここはゴージャスそのものなのです。自分が住みたいと思う物件でした。

帰りにお土産のタンブラーとドリップコーヒーを貰いながら、私が一言。

「君がこの会社を辞めずに福岡にずっといたら、いずれは購入する可能性はあるよ」とまたまた、空手形を発行したのです。

 とても気分が良かったので、帰りに郵便局によって日本赤十字社を通して、ウクライナ支援の寄付をしてきました。

自宅に戻り、大船渡と能登にもふるさと納税で寄付をしました。

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