奮起を期待する
昨日、子供達の会社の仮決算が出ました。
国内2輪車勢は減収減益、輸入2輪車勢は増収増益。
取り敢えず2社ともに黒字であり、キャッシュフローもしっかりあるので当面の問題はありません。
しかし、再三指摘しているように、国内2輪車の方は3期続けて減収減益です。
それに対して販管費が増加しています。
経営者だけでなく各店長に危機意識が無さ過ぎます。
このままだと本当に「ゆでガエル」状態に陥ります。
打ち合わせの後に、具体的なアドバイスを行いました。
このような状況のときには、先ず足元から精査すべきなのです。
一人一人の社員と本音で会社の将来像や個人の将来像を語り合うべきです。
私は経営に関しては非常に憶病です。
黒字でもこれほど心配するのですから、他社から見たらおかしいのかもしれません。
しかし、常に言っているように、会社経営においては黒字は大前提の当然のことなのです。
その中身が非常に大切になります。
色んな経営指標があり、何処を目指せばよいか分からない場合は、次の一点だけを目標にすればよいと思います。
経常利益率10%以上がそれです。
常にこの状態になるような経営を行っていけば、社員の給料は毎年上げることが出来ます。
速報値ですが、弊社グループの国内2輪車部門が3.6%、輸入2輪車部門が6.8%です。
経営者が猛烈に働き、それに刺激を受けた自主性のある社員が増えれば必ず達成できます。
二人の子供達と各店長の大いなる奮闘に期待したいと思います。
確定決算が出た時には、詳細な分析を行いたいと考えています。
