忘れないように
また咳が出はじめましたが、体調はほぼ回復したような気がします。
昨年12月にコロナに感染し、高熱にうなされ、やる気がほとんどなくなったうえに歯痛が襲いました。
次第に回復するにつれ、普通がいかに大切か身に沁みました。
2025年1月12日(日)午後11時44分読了。
「目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと」福場将太 著
本来は、12日~13日で鹿児島店と熊本店を訪問する予定でした。
しかし、11日夜のTVで九州の山間部に大雪の恐れの警報が出ました。
急遽、旅館をキャンセルし、12日一日時間が空いたのです。
株式投資の月刊誌を2冊と上記本を読了しました。
もし私がこの著者のように目が見えなくなったら、彼のように前向きにはなれない気がします。
変形性股関節症が分かり、びっこを引き始めたレベルでも「何故自分だけが」と悔し涙を流したものです。
30分程度をゆっくりと歩けば痛みも出なくなり、当時の辛さはすっかり忘れ、有難さも薄れた自分が恥ずかしい。
普通に寝れて、普通に起きれて、普通に食事が出来て、普通に会話が出来て、普通に歩けることが如何に素晴らしいことか理解できました。
目や耳が少しくらい悪くなっても、機能的にはまだ何とかなっています。
改めて、色んなことに感謝の念が生じました。
この本のポイントは、「運命は変えられなくても、人生は変えられる」
精神科医だけあってマインドフルネスの効用を訴えています。
過去や未来ではなく、ただ「今」だけに意識を向ければ心は満たされ、後悔や不安は弱まっていくというのです。
『今の自分が持っている大切なものに気づいてください』という彼のメッセージが一番心に響きました。
「運命は変えられなくても、人生は変えられる」、、、、素晴らしい言葉ですねぇ。
心に沁みました。