可愛いもの
2024年12月23日(月)日経新聞朝刊に、「オーケー、関西に13店」という見出し記事が掲載されていました。
私はこの「ディスカウント オーケー」に関しては、M&Aと弁護士事務所の観点から、非常に興味を持ち既述していました。
首都圏が基盤のオーケーが関西に進出するにあたり、「関西スーパーマーケット」にM&Aを仕掛けるのですが、僅差でH2Oグループに敗退します。
背後で日本の五大法律事務所の内の2社が火花を散らしたのです。
その後が気になっていましたが、やはりオーケーの経営者は只者ではない気がします。
2024年11月に自社で土地を取得して、東大阪市に1号店を開業しました。
この場所がまた、特別印象的なのです。
関西の有力店、万代、ライフコーポレーション、イズミヤ、マルハチが競合しているど真ん中に出店したのです。
関西地方では、特に万代が167店、ライフコーポレーションが169店展開しています。
そこに喧嘩を吹っかけているのです。
2025年1月に2号店を兵庫県に開業予定とのこと。
首都圏だけを見ると、オーケーは1店舗当たりの売上高や経常利益率等、ほとんどの経営指標でダントツです。
普通の経営者なら、それでよしと現状維持を選択するでしょう。
それなのに、遠い関西でゼロから挑戦しています。
相当な覚悟が必要です。
好きですね~~、こんな人!!
私好みのタイプです。
まあ、それに比べて二輪業界の可愛いこと。
業種も違うし、ビジネスモデルも違います。
片や安売りとほぼ定価販売。日常品と趣味品。買い切りとメンテナンス・・・etc.
出来ない理由を述べれば、いくつも出てくるのはビジネスの負の側面です。
性格上、次男にはどんどん出店するようアドバイスしています。
40年以上に亘り業界売上高1位、2位に変化がないような業界、何とかなる気がします。