刺激的なタイトルに惹かれて
ほとんどの経済関係の本を事務所へ持って行ったせいで、自宅の読み物がなくなりました。
おまけに昨日は、新聞2紙ともに休刊日。
朝食後は、今まで得た不動産関係の資料を改めて見直し、やはり長崎の物件だけは興味が薄れず訪れることにしました。
このようにして時間をつぶしましたが、午前10時半過ぎには居ても立っても居られずに小田部の積文館に車を飛ばしました。
いろんな書評を読んで興味が湧いたたびに、スマホのメモアプリに登録しています。
そのうちの8冊を購入することにしました。
いつものように4冊は在庫なしで、到着まで2週間かかるとのこと。
他にも店頭で何かないかと眺めていると、非常に刺激的なタイトルの雑誌が目に留まりました。
「プレジデント11.1号」がそれです。
タイトルは『本当のお金持ちはどこに住んでいるのか』
全国5都市調査「富裕層、成金、中流、貧困層の住所」がサブタイトル。
なんだかバブルの匂いが感じられなくもありません。
東京圏の1位は、皇居に隣接する千代田区の番町地区で、この地区のマンション購入者の平均年収は2400万円。
福岡県を見て驚くとともに違和感は感じました。
1位は北九州市八幡東区高見で平均年収は845万円、2位が北九州市小倉北区城内で837万円、3位が福岡市中央区大濠の837万円。
鉄鋼で財を成した大金持ちやその子孫が、北九州市内にはいまだ健在のようです。
私もアメリカに行った経験から、いずれ日本もエリアによる格差が生じるのは必然と考えていました。
今ではそれを強烈に感じています。
富裕層が住む都市の条件は、治安が良い、交通の便が良い、緑が多く景観が優れているの3要素とのこと。
一般論的には、高年収の人が多く住むエリアに背伸びして住むと、自分の年収も上がるそうです。
理由は、住む場所によって人間関係がそれなりのレベルに醸成され、情報量や質さらには仕事の効率等まで変化するそうです。
イノベーションを起こせと言われながら、どうして良いかわからない中小企業経営者。
私が今まで読んだそれらに関する本の中で、簡単に出来ることが二つあります。
1.既存事業の組み合わせや統廃合を考え実行する
2.いろんな人と出会い刺激と情報を得る
特に様々な場所に足を運び多くの人と話すことにより、刺激を受けることが大切なようです。