基準が理解不能に

 先日社用車の定期点検に、レクサス店へ行きました。

点検の間、話題のワンボックスカーLM500Hを眺めながら、売れ行きを訊ねると、4人乗りは法人に、6人乗りは個人に売れているとのこと。

4人乗りは2000万円、6人乗りは1500万円もするのにです。

改めて福岡市内の凄さを感じました。

 ところが、これ以上の驚きが待っていたのです。

私が投資用に注目していたマンションの詳細な情報が入手できました。

この事務所と同じ80㎡。

場所は地下鉄六本松駅徒歩7分、大濠公園まで徒歩4分の場所。

価格は、1億6200万円なのです。

まあ、私の事務所が8階でその物件は12階という違いはありますが、それにしても同じ広さで1億円も高いのです。

 ものに対する価格の基準がわからなくなりつつあります。

ある金額が高いのか安いのか、世の中コスパと喧伝されていますが、どこら辺が基準なのでしょうか?

 もやもやしながら、日経新聞の夕刊を見ていて、もう頭の中はぐちゃぐちゃ。

ニューヨーク市内で働く証券マンの平均給与が2年連続で下がったという内容でした。

その下がった平均給与が2023年で7000万円というではありませんか。

今年はかなり利益が出ているので、1億円を超えるかもしれないそうです。

 若い学生にアドバイスしたい。

徹底して英語と数学を学び、アメリカの証券会社に就職するべきと。

10年経ってかなりの資産を蓄えてから、自分の好きな道へ進めばよいのです。

自分の小ささに愕然とした一日でした。

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