これが私の限界か!?
今年の私の株式投資における最大の実験が、明日結果が出そうです。
私のメインシナリオは、先ずは2024年2月末までオンワード株を所有して、年間一括の配当金を得ながら、譲渡所得も狙うというもの。
次にこの得た譲渡所得も加味して、1年以上狙いをつけていた小型株に全額投資をする。
そして、その株式を全て5月末までに売却して、次の大実験へと向かうというものでした。
ところが、上記株が既述の通り大きな含み損を抱え、次の大実験へと向かえませんでした。
この大実験とは、6月末までに約500億円の借金を一括返済しなければ倒産する可能性があるという、『継続企業の前提に関する注記』がついた、事業再生ADR企業でした。
何故倒産寸前の企業に狙いを定めたか。これは経営者目線からでした。
優れた製造業としての技術の蓄積と従業員がいるのに、経営の失敗のみで倒産するくらいなら、私にお金があれば買収するのにと考えたからです。
詳細を調べると、大株主にはトヨタを筆頭に上場企業が並んでいました。
そう、「曙ブレーキ」がそれです。(この株は推奨するものではありません。投資は自己責任にてお願いします)
この株も1年以上追っていました。
借金が返済できさえすれば、大化けするのではというのが私の読みでした。
当然、この様な話は息子達にはします。
株式投資の才能は私より上かもしれないと感じる長男は、ちゃっかり118円で購入し140円台で売り抜け利益を確保。
自分には株式投資の才能がないとへこんでいる次男には、最近『なくなっても良いお金が14万円ほどあるか?あれば、勉強のためにこの株を購入したら良い」とアドバイス。
購入したかどうかは分かりません。
結局、私はかき集めたお金で購入できたのが、平均取得価格135円で4000株のみ。
シナリオでは20万株購入予定でした。
ここら辺が私の限界なのでしょう。
2024年6月15日(土)日経新聞朝刊第15面。
「曙ブレーキ、再建終了へ」という見出しが飛び込んできました。
490億円の負債を一括で返済するというもの。
ドイツ銀行からシンジケートローンで320億円を調達し、自己資金170億円と合わせて返済するという内容でした。
私の考え方は当たったのです。
このような株が月曜日以降どのような動きをするのか私も知りません。
逃した魚があまりに大きな気がしています。