やばいぞ、やばいぞ
直ぐ近くのガソリンスタンドが、小さいながらもいつも混雑しています。
エネオスの看板で、エネオスカードとエネキーを作成し、スマホにアプリをダウンロードすると、常時一番安い価格から5円引きとなります。
たまに、5日間限定で8円引きとなることがあります。
昨日は、その8円引きの最終日でしたので、私の車と真ダムの車を満タンにしました。
価格はレギュラーで161円/ℓ(税込)。
普段の日より大混雑。セルフにも拘らずスタッフが3人出て交通整理をしていたほどです。
昨夜の22時33分現在、1$は154.359円、原油のWTI先物が84.99$。
大抵のマスコミは円安は日本経済にとってプラスとの論調です。
しかし、プラスになるのはグローバルな大企業と、アメリカを貿易相手にする中堅どころの企業の一部にしか過ぎません。
全事業所の99%を占める中小企業、特に日本国内だけで商いをしている企業にとっては、大きなマイナスとなります。
資源のみならず、ほとんどの食糧も輸入に頼る日本です。
円安が進めば進むほど、物価は高騰します。
一番わかりやすいことが、直ぐにでも起きてくるでしょう。
2024年問題の最大の危機は、物流クライシスだといわれています。
日本全国の物流量のおよそ9割を占めるといわれる、トラック輸送がドライバー不足で危機に瀕しています。
そこに来て、円安が進むほど燃料価格が高騰するのです。
この状態が続けば、3割の物資が遅延するといわれています。
当然、物流価格は高騰するでしょう。恐らく年に2回ほど値上げになることもあり得ます。
極論すれば1000円のものを運ぶのに2000円掛かる時代が、すぐそこまで来ているということです。
先行き不安ばかりの日本経済にも拘わらず、日経平均の下げは少しで済んでいます。
漸減が続くことの方がやばくなります。
底が見えないからです。
出来たら一気に急落して欲しいものです。
2%の物価上昇では済まない時代がすぐそこにある気がします。
出来たら何事もなくスムーズに経過して欲しいのですが、経営者はコロナ感染症並みの急激な変化にも対応できる態勢だけは作っておくべきです。