あるある

 3月30日(土)の午後に、両親が入居するホームの看護師から私の携帯に連絡が入りました。

父が飲んでいる皮膚科の薬が4月1日(月)には無くなるとの内容。

前回この看護師と私が打ち合わせた時には、内科と精神科の2か所の病院だけとの見解でした。

そこには、私が連れて行って薬を貰う事にしたばかりです。

 それが、私が知らない別の病院である皮膚科の薬というのです。

当然日曜日には病院へはいけませんし、1日の月曜日に何とかして欲しいなど急に言われても、私にもスケジュールがあります。

これら二つのことから、久し振りに私もその看護師に強く返事をしました。

「もっと早く言ってくれないと、私もそこまで暇じゃない!!」

直ぐ近くにいて、電話の内容を聞いていた真ダムが、「そんなに怒ったらホームの人も可哀そうよ」

 ただでさえイラついていたのに、今度は日曜日の午後、ラグビーのコーチが終了し帰宅後、疲れた体をベッドに横たえていたら、父から携帯へ電話。

「お金が無くなったから現金を降ろしてきて欲しい」

「月曜日でいいね」と返事。

 月曜日の1日午前8時過ぎから、株式投資の画面を注視していたら、また父から私の携帯へ電話。

「この忙しい時に」と腹が立ちながらも用件を聞くと、「黒豚みそとお菓子のクロキリボウが欲しい」

私が「クロキリボウは10日前に3袋(一袋に20数個入っている)も買ったばかりで何故いるのか」と問うと、「毎日食べているからなくなった」。

「そんなはずはないだろう」と再び問うと、「俺がそれくらいの計算も出来んと思っているのか」とぶち切られました。

 流石の私も、普通の人ではないと思い直し、優しく「分かった、分かった、黒豚みそとクロキリボウだけでいいんやね。その他に小さく崩して現金も持って行くから」というと、先ほどのことは忘れたように「有難う、迷惑をかけるね」

 私は、自分が歯医者へ行く予定を木曜日に変更し、株はしっかりと吟味する間もなく指値をして、結局高値の購入となりました。

昼からは入浴があるので、午前中に持ってきて欲しいとの内容でしたので、車を飛ばし銀行で現金を降ろし、そのままイオンへと向かいました。

 父が言う銘柄の「黒豚みそ」がどこにも見当たりません。二人の担当の女性に聞いて、やっと『売り切れ』が判明。

そのタイプのおよそ倍の価格の瓶詰のものがあったので、それを2個購入。

クロキリボウは先日購入していたので9番札の下がった通路の和風菓子コーナーで見つけ、在庫の4袋を全て購入。

 ホームへ着くと昼食中だったので、受付嬢が父の部屋で待ってても良いというので入りました。

すると、入り口そばの左側の壁近くに袋に入った「クロキリボウ」が2袋もあったのです。

つまり1袋しか使っていなかったということ。

 父が昼食を終え部屋に来たので、畳の上に以前の2袋と新たな4袋を並べました。

2袋残っていたことはとうに忘れて、「うん、これだけあれば大丈夫」と嬉しそうでした。

 子供達が独り立ちし、会社の経営を譲渡し、さあこれから思いきって自分の人生をエンジョイするぞと思った端からこれです。

昼飯も食べずに慌てて私は、3週間前に予約していたスポーツ整体の病院へと向かいました。

しっかりとマッサージをしてもらい、気分よく車に乗り込もうとした瞬間、またまた携帯が鳴りました。

ホームの看護師からでした。

父の入浴で判明したそうなのですが、鼠径部に大きな瘤が出来ている、おしりを掻いた跡があり異常に真っ赤になっている、それぞれの病院へ近々連れて行って欲しいとの内容。

 なんとかまだ我慢できています・・・

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