飲食業の難しさ
先日、真ダムが朝から自宅で経理を行って、私もその日は何もスケジュールが入っていなかったので、朝から読書をしていました。
彼女は1階で私は2階でそれぞれ過ごし、午後1時過ぎの彼女の「ご飯よ~」という掛け声で、私も階下へ。
1時間ほど昼食をとりながら談笑。
その後は再び私は2階へ、彼女は1階で仕事を再開。
朝から私は、「西日本新聞」「日経新聞」「日経ビジネス」「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」をそれぞれ読了し、読みかけの「行動経済学の処方箋」へと向かっていました。
午後5時過ぎまでその本を読んでいましたが、流石に飽きました。
デスク用の椅子のすぐ後ろにあるベッドに、「パーフェクト・ポーション バズオフルームスプレー」なるものを噴霧して仮眠。
階下の彼女の「やっと出来た~」の声に起こされたのが午後5時半過ぎ。
長男の会社の7店舗分の2月の月次決算が終了したのです。
このまま彼女に夕飯の支度をさせるには、私に罪の意識が芽生えます。
そこで彼女に、まだ借り手がついていない新築マンションまで歩いて行ってみよう、そしてその近所で晩御飯を食べようと誘いました。
すると「わ~やった!!」と。
午後5時57分に自宅発、マンション玄関前に到着したのが午後6時19分。
まあ、何とも立派な玄関ではあります。
途中で、子供達も小学生時代からお世話になった「うどんとマグロ丼」の店が閉店していました。
マンションに着き、部屋に入って、二人で「いい部屋だね」と言いながらも、彼女は「やっぱり賃料が高過ぎじゃない」と苦言。
更に「ここはもうトイレは使えるの?」。
「大丈夫」と言うと、さっさとトイレへ。
私は「君が一番最初にトイレを使った。きっとウンが付いて借り手が現れる」と。
マンションを出て、うどんが美味しい「和助」へと向かいました。
途中に、「お好み焼き屋」「イタリアン」「さいころステーキ店」「寿司や」等の店がありましたが、どの店の中も閑散としていました。
彼女と二人で、「これじゃ採算は取れない」とつぶやくばかり。
その新築マンションからは一番外れている、目的の「和助」へ行くと、我々の前に二組合計6名が待っていました。
タイミングが良かったのでしょう、外の椅子に座って待っていると、次々に食事を済ませた人々が出てきました。
10分ほど待って入店できラッキー。
彼女は「具だくさん」の暖かいうどん、私は「しそ風味の」冷たいぶっかけうどん。
共に750円で合計1500円也。うどん自体の旨さが他とは全然違います。この金額でもお得感がありました。
店内は満席で、次々に入店者がありました。
昨年には糸島にも新店舗を開業したとのお知らせが、壁に貼ってありました。
食後、違った道を帰ろうと、表通りの202号線バイパスへ出てみました。
コーヒー専門店がありましたが、中を除くとやはり誰もいません。
二人で道すがら「銀行の人が決して飲食に手を出さないで欲しい。本業まで駄目になる可能性が大きい」と言っていた意味が分かると顔を見合わせたのでした。