選別

 昨夜は、子供達二人と私と真ダム4人で会社人事の話をしました。

辞めていった人の原因と新規で採用した人の理由等を聞きました。

 経験上、1.5億円くらいまでは、営業やメカニックの区別はいらない気がします。

できれば、全員整備士資格を取ってもらいたいのが本音です。

しかし、2.5億円を超えてくると、明確に営業とメカニックを区別しないと回らなくなります。

特に整備士の数は、今後の人手不足を考えると多いに越したことはありません。

 よく聞くと子供達は、それぞれ各店舗に女性を配置し出しました。

とても良いことだと思います。採用のきっかけは、お客様ライダーが多いと。

直ぐにこの女性効果が出たそうです。店が特に事務室等が綺麗になったとのこと。

 大手企業の賃金は上昇中ですが、全企業の99%を占める中小企業のそれは、未だに実質賃金を下回っています。

住宅の価格が上がり、住宅ローンの金利が上昇、消費者物価指数も上昇、公共施設料金も上昇、一般の人々は消費に慎重になってきています。

我々の業界も、一気に選別が始まる気がします。

生き残るには、技術力強化しかないと繰り返し言っています。

 社長の経営手腕が問われる1,2年になると思います。

究極の社長の仕事は「介入を最小限にして自走する組織を作ること」です。

そのためには、店長や社員に数字を直視させ、その意味を理解させること。

先ず数字を気にしない人は、ダイエットをしたい人が体重計に乗らない事と同じです。

 次に目標を自分で設定させること。その目標はなるだけ因数分解して、できたら1日単位まで細かくする。

その小さな目標の達成が、積み重なると大きな成果となっていることに気づくこと。

 成功している経営者ほど、多くの失敗を経験しています。

5年後、10年後くらいまでは常に考えて情報収集し行動すること。

短絡的な「コスパ」など大きな結果を残すはずもありません。

 『現実を否定してはいけない。是認してもいけない。容認しなければならない。何事もここからスタートする』 松下幸之助

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