ゆったり、まったり
私の株式投資の中で、唯一含み損を抱えながら長期保有している「筑邦銀行」から、「営業の中間ご報告」と、「配当金計算書」が送られてきました。
我々投資家が、経営トップの声を聴く手段となっています。
この経営者は良い事しか語っていません。地域の役に立ちたいことなど当然のことを繰り返し述べても、意味がありません。
ピーク時の株式価格が2800円くらいだったものが、現在1400円に沈んでいる現実に、もっと正面から立ち向かうべきです。
この株価に対するコメントが一切掲載されていませんでした。
中越パルプの経営者のコメントをしっかりと見てみろってな感じです。
次回の取締役改選でも、私は全員に「×」を付ける予定です。
一般的には、12月というのは「師走」といわれるように、経営者にとっては金策に走り回る時期です。
私も以前はそうでした。しかし、私の経営の師匠である鹿児島の彼は、その師走に北海道の別荘で長期滞在して、美味しいものの食べ歩きをしていました。
他の大部分の人があくせくしている時にです。
このことにかなり影響を受けました。そこから、資金繰りに関する勉強が始まりました。
お金が足りない頃にお金が十分にあるようにするために、日頃から積み立てを行い、その足りない時期に積み立ての満期が来るようにしたのです。
大正解でした。11月~2月の二輪業界の閑散期にお金が各店舗にまとめて振り込まれるのです。
それ以来、年末に金策をすることはなくなり、そこから、長期の正月休みを従業員へ与えることも出来るようになりました。
ここでも分かるように、損益計算書よりも、キャッシュフロー計算書が如何に重要かです。
私個人も12月はとても豊かな気分になれます。
先ず、年金の2ヶ月分が振り込まれます。次に3月決算の会社の中間配当金が振り込まれます。
いつの間にか、普通預金残高が増えていくのです。
常に倹約の意識を持っています。だからお金をあまり使う事がないのです。
株で増えたお金のほんの一部を、娯楽に使っているに過ぎません。
「吝嗇」と「倹約」は自分のなかでは、明確に区別しています。
今年も墓掃除をして、(ゆったり・まったり)した正月を迎えたいと考えています。
背後から聞こえるカンツォーネの「愛のメヌエット」「逢引き」が何とも心地よい一日でした。