とても良い傾向
日経平均が3日続落し、円高が進んでいます。
1ヶ月ほど前には弱気になった私ですが、私にとっては次第に良い環境になりつつあり、胸をなでおろしています。
12月の株式売買最終日までに、日経平均35000円、原油70ドル割れ、ドル円は140円を切るとの想定が無きにしも非ずの感があります。
年初から比較すると、かなり日経平均は上昇しており、株式投資を行っている人の大半が、資産を増やしていると思われます。
待機していた資金が、12月には一斉に入る予感がします。
日本のインフレは、今後かなり加速するでしょう。現金の目減りと株式投資の利益の乖離はかなり大きくなるはずです。
どの時期で投資をしようと待機している資金が、日経平均が33800円を超えてきたら、我慢しきれなくなり動き出すと思います。
久しぶりの、日米同時となる「年末ラリー」の開始となりうるか?
円高に振れても、日経平均のサガリ幅は非常に小さい。且つ、売買高は閑散としていなくて、そこそこ活況。
体験上、これらのことを踏まえて、一段の上昇を期待します。
その中でも衣料、タイヤ、製紙業と限られた業種のパフォーマンスが目立つと考えています。
エルニーニョ現象により暖冬が予想されていましたが、急激な寒さはかえって、スノータイヤと冬物厚手の衣料の需要を一気に加速させました。
必要に迫られて購入する場合、値引きは少なくなり、粗利はかなり改善されます。
この観点から、厳冬の時期は、タイヤと衣料の銘柄は「買い」との私の体験があるのです。
しかし、それ以上に恩恵を被るのは製紙業界。
私の仮説が正しければ、「中越パルプ」の大化けもあながちあり得ない話ではない気がします。
耐えて長く持つことが出来るかが勝敗の分かれ目です。