時間を味方に付ける
昨日、孫にテニスレッスンを行いました。
私が週に一度だけ通っている、ベーシッククラスのテニスクラブのオーナーの計らいで、午後4時~5時までコートを貸してくれるのです。
今回で2回目でした。
普段、ラグビーで幼稚園児のコーチを行っているので、ほぼ同じ年の孫を教えるのに苦労はないつもりでした。
ところが初回は、いきなり孫が泣き出す始末。理由は準備運動をさせようとすると、野球教室でも、サッカー教室でもそんなことはしたことないと拒絶。
スパルタな私です。有無言わせずさせようとしての結果でした。
今回は、準備運動もきちんとこなし、柔軟体操(チョキ・グー・パー)と開脚まできちんとしました。
今月6歳になる子に、いろいろ教えても無理なことは分かっています。
兎に角、走らせることと、礼儀作法を教えることに専念。
タイムを計ってやると俄然真剣に走るから面白い。
ジジ馬鹿かもしれませんが、かなりの運動神経の良さと頭の良さを感じました。
小学校に上がってどのスポーツをするにしても、足が速いことは、特に男の子には相当の自信に繋がります。
ラケットを持たせることは20分くらいで、残り30分は兎に角飽きないように走らせています。
レッスン終了後、小学高学年の子供達が集まってきました。
かなり上手い。私など到底及びません。
その中の今度中学1年生になる、一見おとなしそうな眼鏡をかけた男の子と話をしました。
その子は幼い頃から、色んなテニスクラブで練習をしてきたとのこと。
何故現在このクラブに所属しているか問うと、「プロのテニスプレイヤーになるためです」とはっきりと私の目を見て言うのです。
お母さんも協力してくれているそうです。
こんなに若くして自分の進む道を決めています。時間を味方につけている点だけでも、かなり成功の確率は高くなります。
短い時間に効率よくやることは重要です。しかし、経営もスポーツもそうですが、それなりの時間を経なければたどり着けない点もあるのです。
経営者や親は、従業員や子供をその気にさせる工夫をなるだけ早く行う事です。