雅号(がごう)
「文人・学者・画家などが、本名以外に付ける風雅な別名」と広辞苑にあります。
4年超通っている書道教室の進級判定の書で、先日日本習字教育財団から三段の認定を受けました。
4年前の七級よりも確実に上手くなっている自信はありますが、お手本がないと私の字はやはり大したことはありません。
まだまだ自分の字とはなっていないのです。
この三段が一つのターニングポイントらしく、これから今までよりも字体等が一気に難度を増すとのこと。
今後は楷書・行書だけでなく隷書も加わってくるそうです。
この三段に昇格すると、「雅号」が日本習字教育財団より命名されます。
私の雅号は『秀峰』(しゅうほう)と命名されました。
字義は、「大空に聳え映え ひときわ高く秀でたる 美しく輝く峰の意」としたためられていました。
文人や画家でもない私ですが、とても好きな文字同士で大満足でした。
「よっしゃ、これからも何でも天辺を目指すぞ」と改めて野心が沸々と湧いてきました。
早速額縁に入れ、リビングに飾りました。
本来なら、地味な私ですから、こういうことはしたくなかったのです。
しかし、この額を掛けることによって、恥ずかしくない人生を歩むぞという決意が揺らがないようにしたのです。
また欲を言えば、名は体を表すような人間になれたらという思いも込めました。
最高位の八段までは10年以上かかるかもしれません。
それでも、最終目標は人から頼まれて揮毫出来るレベルにはなりたいと考えています。