リタイア後
昨日、私の弟夫婦が自宅に来てくれました。
私の両親をホームに見舞ってその足で来たのです。
彼は私とは正反対の性格で、優しく、細かい事に気が付き、友人も数多くいます。
午後2時頃来て自宅で4時間ほど話し込み、その後4人で中華料理店の「福天」へ行きました。
お盆なので空いていると思いきやほぼ満席。予約しておいてよかったと実感。
美味しい料理を堪能しながら、そこでまた1.5時間ほど談笑。
兄弟と言えども、これほど長時間話し込んだことは、ほとんどありません。
彼は、証券会社に勤めた後に私の次男の会社に入ってくれ、色々助けてくれています。
今までは、役職についていたので一番下っ端から始めることで数か月持つかと心配していましたが、毎日が楽しいとの言葉を聞き安心。
暇を見つけては、バイクで単独ツーリングを行っているようです。
株式投資も会社に在籍していた時よりも自分の好きなものを自由に売買出来て、こちらも楽しいそうです。
最近は、リタイア層や中高年で副業を考える人が増えたと経済誌に書かれています。
その時に気を付けなければいけないことが、リスクが小さいものを選ぶ、自分の好きな事を選ぶ、難関な資格が不要なものを選ぶことが基本とのこと。
特に65歳以上の人に必要なことは、「遊ぶがごとく楽しめるライフワークを仕事にする」が理想の姿だそうです。
私の弟は、正にこれを地で行っているのです。
自分を振り返ってみました。株式投資、不動産投資、経営コンサル、どれをとっても好きなことではあります。
しかし、リスクは小さくはないのが難点。
2023年4~6月四半期決算が出て、私の持ち株である「中越パルプ」「シンニッタン」共に、業績悪化で株価が下落して含み損を抱えることとなりました。
忸怩たる思いもあるのですが、「人を雇っていない」「人に雇われていない」という二つのことで気分的には楽な気もします。
ストレスが溜まるほどではないのが、とても良い所です。
つまるところ我々兄弟二人は、それぞれにリタイア後を楽しんでいることとなります。
とても有り難いことです。