予兆なのか?
5月5日に石川県の能登地方、11日に千葉県南部、13日に鹿児島県トカラ列島近海、22日に伊豆諸島近海でM5の地震が立て続けに発生しました。
短期間にこれほど大きな地震が、日本列島に複数発生した記憶がありません。
大きな地震の前には、しばしばこのように頻繁に地震が発生すると言われています。
今後30年以内に「南海トラフ地震」が発生する確率が70~80%あると公表されてからかなり経ちます。
その被害が想定される地域は、それなりに対策が練られてきましたが、各地の住民の意識はあまり高まっていない気がします。
災害予想マップを調べると、福岡市内は入っていないので一安心ではあります。
最近、この「南海トラフ地震」だけでは終わらない可能性が言及され出したそうです。
それは富士山が噴火する可能性があるとの内容です。
富士山は現在300年にわたり活動を休止しています。
しかし、気象庁によると2021年に88回だった深部低周波地震は、2022年に141回と急増したとのこと。
その他にも河口湖の水が減少したり、細かな異常が散見されているそうです。
専門家の意見としては、南海トラフ地震が起きてから数か月後に富士山の噴火は起きる可能性があると。
まあ、これほど科学が進歩した現在でも、地震の予知は難しいと言われています。
何時まで心配してどのように準備をしてよいのか見当がつきません。
しかし、東北の震災のことが風化し始めた現在、改めて用心することに越したことはありません。
先週6月1~2日にかけて、東海地方に線状降水帯が発生し大きな被害となりました。
昔から「弱り目に祟り目」と言われます。
これ以上何事もなく、速やかに復旧して欲しいものです。