難しい局面
5月22日(月)現在、日経平均は31.086円82銭となり、何と一気に31000円を超えてきました。
こうなると、投資家は一般的にはかなりの疑心暗鬼に囚われてきます。
あまりに急に上げてきたので、ここからは下がるのではないだろうかとか、いやいや、もっと上がるのではないだろうかとか。
経験上かなり難しい局面なのです。
私にとっては、極論すれば、上がっても下がってもあまり関係ありません。
シッカリとした業績の地味株ばかりを保有しているからです。
且つ、どの株式も自己資本比率が高いので、配当が「0」になる可能性は低いのです。
自分なりに、今後の日経平均を予想してみました。
結論としては、32000円前、つまり31800円くらいまでは上昇すると思っています。
しかし、それ以降は一旦調整に入ると。
理由は、簡単です。日本を除く世界中で金融引き締めが行われていますが、その効果があまり効いていないのです。
コロナ禍における今までに経験したこともないほどの量が市場へ資金供給されてきました。
その潤沢な資金は、まだまだ健在なのです。
国債の金利は、長期金利に連動します。その長期金利が世界でも未だに低位で推移しています。
そうなると、やはり投資資金は株式に向かいます。
どこの株式を購入するか?
未だに過去の最高値を更新していない、企業内部留保と国民貯蓄額が恐らく世界最大の日本に目が向きます。
その日本の企業群が、一斉に株主重視を打ち出したのです。
31.800円くらいで一旦調整があった方が、息の長い上昇トレンドになると思っています。
さてどうなるか、かなり面白い現象です。
そう思いつつ、株価のボードを眺めていました。
すると、昨日も午前中は日経平均が上昇中だったのです。
「ヤマハ発動機」と「クラレ」が急騰しています。
僅か2週間ですが、この日経平均の連騰には少し異常さを直感で感じました。
何か感じたら即行動が私の信条。午前11までにヤマハ発動機を3572円で、クラレを1333円にて全て売却しました。利益は数十万円に過ぎませんでしたが確定。
この状況下で株価が下落している、「日本郵政」株を1000株追加購入。
またまた、待機資金が増えました。
暫くは様子見です。