意外と強い

 「博多どんたく港まつり」が終了しました。

通常での開催は4年ぶりのことで、来場者は210万人に達したとのこと。

 私は1986年8月1日に東京から福岡市に引っ越して来て、36年経って初めてこの祭りを見に行きました。

今までは、祝祭日は仕事一辺倒だったので、見ることが出来なかったのです。

 道路の交通規制があったので、地下鉄で天神まで行くことにしました。

驚いたのが、茶山駅から乗車した地下鉄七隈線がかなり混んでいたことです。

更に驚愕したのが、天神南駅で降りたのですが、そこから博多駅方面に乗る人がホームに溢れていて、駅員の誘導があっていました。山の手線の朝の通勤ラッシュに似ていました。

 福岡市役所近辺の公園は、各種出店が数多く軒を並べ、何処も大混雑。

人混みを掻き分け道を進みながら、不思議な感覚に囚われました。

それは、至る所で外国語が聞こえてくることです。

 よくよく観察すると、アジア人だけでなく欧米人も数多く見受けられました。

極端に言えば、ここは本当に日本かというくらいです。

ひょっとしたら、私が感じている以上に福岡市は国際都市になっているのかもしれません。

 単なるインバウンドであっても、これほどの人が宿泊して飲食を行い買い物をすると思うと、かなりの経済波及効果があると感じました。

福岡市の天神地区だけでもこれ程の人出。日本全国を考えれば、日本のGDPの6割を占める『消費』が急増している気がします。

日本経済の足腰は思った以上に強くなる可能性があります。

 

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