影響力の凄さ
一昨日、8か月ぶりに日経平均が29000円を超えました。
最近の25日騰落レシオが、買われ過ぎの130前後であるにも拘らず連日上昇しているのです。
振り返れば、昨年の12月、今年の1月が買い場だったことが分かります。
この点では私は正解でした。
先月売却したオンワード株は今月、1年分の配当金が出ます。
残りの私の持ち株は、最近購入した「クラレ」の株式以外は全て3月決算で、これらの配当金も6月には入ってきます。
それらの配当金が全て3%以上の利回りで、且つ日経平均の上昇で勝手に含み益も増加しました。
27000円前後の日経平均が長く続いた期間、各アナリストはそれぞれ悲観的な理由を並べ立てていました。
それが、たった一人の訪日と「日本株は買いだ」との一言で、ここまで上昇するのです。
4月11日に著名投資家のウォーレンバフェットが来日して、日経新聞とのインタビュー後上昇が始まり、それが続いているのです。
私は今回、オンワード株売却の待機資金を「クラレ」に少ししか振り向けられませんでした。
それが悔やまれるのですが、仕方なかったのです。
購入予定のマンションの頭金を一定程度確保する必要があったからです。
株式相場には常に『まさか』が生じるのは歴史が証明しています。
5月1日に米国のファースト・リパブリック・バンクが倒産しました。この2か月で全米で3つの銀行が潰れたのです。
今後日本株式にどのような影響を与えるのか不明ですが、ここを乗り切れば案外日経平均3万円超えは近いかもしれません。
久し振りに「スカッと青空」の気分です。