知力
「知力」を広辞苑で調べると、『知恵の働き』と出ています。
私は独自解釈で「知識」と「知恵」を融合させて現実的に生かす力と考えています。
脱サラをしてそれこそ種々雑多な多くの人々と接するにつけ、学歴はあったに越したことはないが、何より重要なのは「知力」と確信しました。
大した学歴がない、我が息子達や弊社グループのスタッフには、それこそ朗報ではあります。
極論すれば、「知力」があれば、難関大学卒の人々を超える人生を誰でも送れるという事です。
文部科学省のHPを見ると、第1章のタイトルが「新時代の高等教育と社会」となっています。
その内容は「21世紀は、新しい知識・情報・技術が、政治・経済・文化を始め、社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す。いわゆる「知識基盤社会」の時代といわれている。(中略)特に、人々の知的活動、創造力が最大の資源である我が国にとって、優れた人材の養成と科学技術の振興は不可欠である」
人生における不平等を埋める方法は、「知力」を使うか、「身体的能力」を使うか、「技術力」を使うしかありません。
しかし、超一流のスポーツ選手や、超一流の料理人になる確率は限りなく低い。
その点「知力」は、限界知らずの可能性を持っています。それも素晴らしい学歴が無くても、身体能力がなくても大丈夫と来ている。
この「知力」を伸ばすにはどうしたらよいか。
先ずは、読書からです。それも出来る限り優良な本を多数読みこむこと。
そして、色んなことにチャレンジしたり、各種の仕事をしている人々に会い、知識と知恵を蓄積すること。
私一人の会社を設立しましたが、業務内容は「株式・不動産投資」です。
しかし、最も成功する確率の高い投資は「自己投資」という事を忘れてはいません。