次はこれかな?
2022年12月17日(土)21時30分読了。「一生モノの物理学」鎌田浩毅・米田誠 著
2022年12月18日(日)10時17分読了。「倒産した時の話をしようか」関根諒介 著
同時並行して読み進めていた書物を、雪交じりの悪天候のために家に籠り読了しました。
高校時代物理の試験で「0点」を取ったトラウマから解放されたくチャレンジしました。
印象に残ったことが二つ。
ひとつは「光」が電磁波の一種で『波』であること。
そしてもう一つは、地球に何故N極とS極があるのかの説明。
地球は、地殻、マントル、核で出来ています。核は個体の内核と液体の外核に分かれどちらも摂氏5000度以上で出来ている。
そして外核は鉄とニッケルを含む液体で出来ていて対流している。電子が移動する、つまり電流が流れる。
このことによって地球全体が一つの磁場になるという事でした。
方位学等で常に東西南北を意識していた私ですが、手許の磁石で何故針が北を指すのか考えもしませんでした。
理数系の人にとっては常識な事が改めて理解できて面白い本でした。
「倒産した時の話をしようか」の方は、8人の倒産を経験した人にインタビューを行っている珍しい本でした。
ポイントは、欧米に比較して日本は「倒産」に負のイメージが強すぎ、再チャレンジが難しいというもの。
確かに一理あると思います。
しかし8つのケースをよく読むと、やはり倒産すべくして倒産しているという印象でした。
何度も記述しましたが、日本国や地方自治体が開業率を上げるために各種のベンチャーキャピタルを立ち上げています。
更には、倒産後の再チャレンジまで面倒を見るような体制も立ち上がりつつあります。
まさしく至れり尽くせりの状態です。
アイデアとプレゼンでお金が集まるのですから楽なものです。
岩崎弥太郎、渋沢栄一、本田宗一郎、盛田昭夫、孫正義、柳井正、永守重信etc.
彼等はVCからの資金投入も、倒産後のケアなども何もない超リスキーな所から事業を起こしています。
再三の困難辛苦に耐えて世界企業となったのです。
あくまで私見ですが、リスクもあまりなく、自己資本も作れないスタートアップ企業にどれほどの価値があるのでしょうか?
世間が騒ぎ過ぎの感は否めません。
今後暇な私は何を為すべきか?
悶々として眠れない夜にふと思いついたことがあります。
それは「M&A」です。
あるバイクショップから、自分の店を買い取ってくれないかとの相談を受けたからです。
M&Aに関しては、専門業者といろんな話をしましたし、自社の価値も聞きました。成立した時の高額な手数料に驚いたものです。
それなら、私個人の会社でこれを行ったらどうなるのかと、考え方が進展したのです。
専門業者の担当者と話をしていても、優れていると感じた人は一人もいませんでした。
早速天神西通りのジュンク堂書店へ行き、M&A専門コーナーの十数種類のなかから吟味して2冊を購入。
「この1冊でわかるM&A実務のプロセスとポイント 第2版」大原達郎・松原良太・早嶋聡史 著
「M&A実務のすべて」 北地達明・北爪雅彦・松下欣親・伊藤憲次 著
株式投資、会社経営、不動産投資を今までにチャレンジして、全てが入門から中級まで来たとの感覚があります。
これからは「M&A」の入門にチャレンジしてもよいかと思ったのです。