頭が下がる
今月は12月決算の弊社グループにとって最重要月となります。
それは、年度決算と冬季賞与の支給があるからです。
弊社グループは前年12月~5月までの実績で夏季賞与を6月支給、6月~11月の実績で冬季賞与を12月支給としています。
社員になるだけ早く賞与を支給するために、12月は通常の月よりも経理処理の速さが求められます。
以前であれば、私が運転手として魔ダムを、小倉、佐賀、熊本と連れて行っていました。
しかし、私は店へ行くたびに各店舗のだらしなさにストレスを感じるので、今では行くのを一切止めました。
長男と社員のM君の力量に全てを掛けました。
先日魔ダムは、自宅から経理道具をバックパックに背負い、地下鉄、新幹線、モノレールと乗り継ぎ小倉店の経理へと一人出かけたのです。
帰宅は、モノレール、新幹線、バス、地下鉄と乗り継ぎ片道2時間かけての仕事でした。
その翌日には、長男の運転で熊本店へ午前中に出発。
午後8時過ぎに帰宅。
更に次の日は長男と共に午前10時頃自宅を出て佐賀店へ。帰宅したのは午後7時過ぎ。
何度も記述しましたが、私がいなくても会社は回りますが、魔ダムがいないと全てが止まってしまいます。
現役時代は何も感じませんでしたが、少し離れた環境下で会社を見渡すと、この魔ダムの仕事ぶりには本当に頭が下がります。
恐らく彼女の原動力は、自分の子供達のためが一番大きいと思います。
子供達はそのことをしっかりと胸に刻むことです。
私は、会社を子供達に譲った以上、もし倒産するなら彼らの責任と冷徹なところがあります。
しかし魔ダムには絶対に倒産させないという執念を感じるのです。
やはりこれも母性の一つなのでしょう。