経営者の難しさ
2022年8月25日(木)の日経新聞夕刊に、日本電産の関社長の退任・退社が記載されていました。
正直「またか!?」という印象でした。
ユニクロ、ソフトバンク、日本電産とカリスマ社長の独特な成長企業。
3社の共通項は、外部から経営者を呼んでも上手くいかないという事実でした。
一時期「プロの経営者」という語句がはやりましたが、どうも日本の経営には合わないような気がします。
何故なら日本企業は、濃淡はありますが、社員を家族と考える風潮があるからです。
生え抜き社員の中にも、かなりの数の埋もれた人材はいる気がします。
ピンチヒッター的な外部からの経営者は、時には必要かもしれませんが、あくまで特例であるべきと考えた方が良いと思います。
日本電産も今後は内部昇格を優先するとのことです。
今後はハードワークを徹底する企業文化の復活を目指すとのこと。
一見時代に逆行しているようですが、ビジネス戦争に勝ち抜くには、大企業であろうが中小企業であろうが、他社よりも、より深く考え、よりハードワークをこなす、このアナログなことが最低限だと同感です。