グラウンドに銭が落ちている
1946年から1968年まで南海ホークス(現ソフトバンクホークス)の監督を務めた、鶴岡一人氏の言葉です。
プロの素直な感情を表した名言とされています。
先日、次男のピンチヒッターとして、経理の次男の嫁と魔ダムの運転手として熊本へ行きました。
先ずはトライアンフ熊本へ行き工場チェック。その後YSP熊本へ行きまた工場チェック。
両店ともに、工場を綺麗にしようとの心がけは感じました。
しかし、両店ともに私の合格点は与えられませんでした。
具体的に指示をしましたが、付け刃では長続きしません。
何故、それほど工場の美化が重要なのかを、スタッフ全員が再認識する必要があります。
お客様の命を預かる手術室との認識を何度も述べましたが、当然これだけではありません。
最終的には、その店のため、自分のためになるのです。
言葉自体は下品かもしれませんが、『工場には銭が落ちている』のです。
整備の正確さ速さが増すほど、粗利率100%の利益が上がるのです。
整備士の一人当たり純粋な工賃が、月間120万円までは、ちょっとした意識が変わるだけで可能です。
整備のプロとして、もともっと貪欲になって欲しいものです。