考え違い

 最近の物価高に世論は少しヒステリー気味になっていると感じています。

日銀の黒田総裁の発言に、批判が集中したのも一例です。

私は、考え違いも甚だしいと思っています。

何故なら、この30年近いデフレの方が異常だったからです。

 そこに慣れすぎた人々が慌てているだけで、日本国もやっと普通の先進国に近づいてきたレベルなのです。

このデフレ下で惰眠を貪っていた人と、こんなラッキーな環境は無いと投資を続けてきた人では、雲泥の差がつくのは自明の理なのです。

これから、インフレどころかスタグフレーションになるかもの議論が喧しいのですが、私に言わせればやっと正常に戻るだけなのです。

 英国では、今年の物価上昇率が年末には11%を超えると、大騒ぎになっています。

日本では、恐らく3%前後で落ち着くことでしょう。

少しずつのインフレは、今の日本にとっては悪い事ではないのです。

 一般的には、インフレになると中央銀行は金利を上げます。それを日銀は今の低いまま維持しようとしているのです。投資家にとって、これほど素晴らしい環境はありません。

参議院選挙の結果、岸田政権が信認を得たならば、外国人投資家にとっては最高の投資先となります。

向こう3年間は経済的には「日本国」の時代到来となるのです。

家族揃って選挙に行きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

女のいない男たち
未分類

次の記事

このままでは