added value
広辞苑で調べると、逆の value added として出てきます。
「付加価値」のことです。
何という事は無いのですが、この英語を幕末の長崎で学んでいた佐賀鍋島藩の大隈八太郎(重信)が知っており、藩主閑叟が、それが商売のコツだと思っていたことに驚きを隠せませんでした。
この言葉は、日本で初めて外洋に出ることが出来た蒸気船を造った佐賀藩の船上での会話なのです。
「物を物として売るだけでは儲かりません。それにな何かを付加することで、利益は莫大になります」
150年以上も前に、佐賀の藩主やその家来までもが理解していたのです。
我がグループの各店舗は、バイクが入荷しないと嘆いてばかりいます。
入荷したら、そのまま右から左へ出すだけです。
誰でも出来ることで少々の利益を出して満足する。何とも情けない。
これほど発達した資本主義の現在でも幕末よりも知恵がないのです。
息子達や各店長は、どうしたら画一的な商品に付加価値を付けられるのか少しは考えたらどうでしょうか?
主な舞台が佐賀と長崎の「威風堂々 伊東潤 著」上巻の中ほどまで読み進んでいます。
長崎で女商人を介しての坂本龍馬との出会いがあり、益々面白くなってきました。
私が試乗車のRCを購入した気掛けは、エアロパーツとマフラーそれにサンルーフがついていて、ブレーキキャリパーが黄色の目立つものだったからです。
滅多に同車種と遭遇しませんが、した場合も自分の車の付加価値に大変満足して優越感に浸っています。