経営はアナログ
弊社グループは、新車の入荷がままならず暇な時間が増えたので、これ幸いに社員教育を行っています。
何度も記述していますが、会社は成長を続けなければ、従業員の豊かな生活には結び付きません。
その為に、大きな方向性を掲げることから始まります。それが、「社是」であり「経営理念」、「行動規範」なのです。
しかし、このお題目的な事を掲げたといって、会社が成長し業績が良くなるわけではありません。
競争力に差が出るのは、結局それを実践する従業員のやる気とやり抜く力なのです。
我がグループも、少しずつDXの変換を進めています。
今後もIT関連の優劣が業績に左右する場面は出てくるでしょう。
それでも忘れてならないのは、お客様や取引先が人間である以上、人間関係が最重要事項ということです。
逆説的ですが、ITが不得手な人でもやる気とやり抜く気持ちがありさえすれば、何とか生きていけます。
私が曲がりなりにも経営を続けてこれたのは、人を信用し、その信じた人の中から専門家を選び、彼等の情報を大切にして決断実行したからです。
特に三番目に作った私の会社は従業員がいません。
それにも拘らず、高度な金融と不動産の投資を主にするのです。
では私はどうしているのか?
『自分で仕事をするのではなく、仕事をさせる適材を探すこと』だけに注力しています。
経営の根底はアナログなのです。