ダモクレスの剣
菊陽店から熊本店に行く約40分ほどの時間に
たまたまFMの福山雅治の番組があっていました。
彼は、我々男性が見ても格好いい男性ですし、
今や、トップクラスの芸能人です。
そんな彼が「いつ仕事が来なくなるかわからない、出来る限り
オファーがあれば応えるようにしている。」と語っていました。
その話を聞いた時に私は、瞬間
「ダモクレスの剣」を思い出したのと同時に
彼は、単なる見かけだけの人物ではない、強い芯を感じたのです。
この言葉は、ギリシャ神話からきているのですが
広辞苑によりますと
「(シラクサ王ディオニュシオスが、その繁栄を余りに称える臣
ダモクレスを、天井から毛1本で剣を吊るした王座に座らせた故事から)
繁栄の中にも常に危険があること」
この言葉は、1961年に故ケネディ大統領が
国連演説で使用して有名になりました。
「あらゆる人が、核というダモクレスの剣の
下で暮らしている」という一文です。
最近の若者はチャレンジしなくなり
安定を望む傾向が強くなったとの報道をよく見聞きします。
そのせいで、公務員志望者が急増している。
安定など、このグローバルで
変化が急に起こる競争社会では、あり得ないことが
これだけ情報が行き渡っているのにわかっていません。
公務員比率が非常に高いギリシャが
今どうなっているか誰でもわかるはずなのに。
福山雅治氏の続きです。
「男性だけ」「女性だけ」のコンサートを昨年行ないました。
「女性だけ」には、18000人の募集に180000人の応募があり、
「男性だけ」のは、18000人の募集に15000人集まり、売れ残りが生じた。
誰もやったことのないことに、敢えて挑戦しました。
トップを走る人は守りに入りがちです。
それを彼は変化を選びました。
本当に素晴らしい。聞くところによりますと
彼はかなり細かいことを重視するそうです。
そのことが過ぎて、結婚できないとか?