我がことのように
先日、知人ご夫婦が揃って新築祝いに来てくれました。
彼は、壮年になってから大手生保会社をやめ独立しました。
その当時どれほど役に立ったかわかりませんが、アドバイスをした仲です。
今年で5年目を迎えるとのこと。
基本的には対面の仕事がメインなので、コロナの影響がもろに響く職業です。
流石に昨年は年を越せるかの瀬戸際まで行ったそうです。
その話を聞いて私は、「いいタイミングで困難にあったね。それを乗り越えたということは、今までより確実に成長している証拠」と返答。
経営も人生と同じで、浮き沈みが必ずあります。その困難と失敗をいかに多く経験したかによって、会社もその人の性格も強くなれます。
最近は人から人への紹介でいろいろ仕事も増えているとのこと。
今年はかなり順調にいく気配もあるようです。我がことのように嬉しく思えました。
午後5時くらいに来てから、4人で会食し、午後10時まで仕事と人生に関しての話をしました。
友達の少ない私にとって、我が家に来てくれる人の有難いこと。
50代後半の彼の夢を聞きましたが、あまりに現実的で低かったのでそこを訂正させました。
そして『運』を引き寄せることもアドバイス。
その為には「笑顔」「謙虚・素直」、最後が一番大切ですが「運の良い人とだけ付き合うこと」。
大きな目標を立て、小さなことを少しずつ達成してくプロセスは大切です。
しかし、それはあくまで大きな目標の小さな部分ということを忘れてはいけません。
イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏の言葉。
『最大の危機は低すぎる目標を達成すること』