膿を出し切って
私は、民営化直後から日本郵政の株式を少しずつ購入しています。
この株式は、私の中では「守り」の分類に当たります。
長く保持しながら、配当金を受け取り続けるというものです。
最近では、人気が無くて株価が低迷し配当率が5%を超えてきました。
これでもかというくらいに会社の不祥事が続発しています。
そのせいもあるかと思いますが、私が一定の株式を購入するまで、安値で放置されていて欲しいものです。
ところが、流石に日本郵政。攻めにも転じてきたのです。
福岡市の天神北にある、敷地面積4750㎡の福岡中央郵便局を建て替える計画が、西日本新聞1面トップに掲載されました。高度制限や容積率緩和で、かなりの大型再開発になります。
そのほかに、長崎中央郵便局の建て替えも検討しているそうです。
私が、日本郵政と、JR九州の株式を少しずつ買い増している理由は、正にこの点からです。
九州の主要都市一等地の「不動産大家」だからです。
自分で経験してみてわかったのですが、不動産投資業は短期間で大きな利益は出ませんが、長期に安定的な収益が見込めるのです。
日本郵政もそろそろ膿を出し切って、まっとうな会社になりつつあります。