私を危機から救った言葉
30数年の会社経営の中で、三度「もう駄目か」と思ったことがありました。
そのような時には、他人のアドバイスなど聞く気にもなりません。
その時に私はどうやって乗り切ったのか。
その中でも二番目の時が一番苦しかった。
会社の業績は絶好調。個人で行っていた株式投資も連戦連勝で、土地を購入し戸建てを新築。
ところが、その数年後から会社の業績は悪くなるは、株式投資も立ち直れないくらいの大損を出すはで、自己破産を覚悟しました。
その苦しい時に出会った言葉で、初心に戻り会社の業績を立ち直らせ、信用取引もやめ現物取引のみにすることになったのです。
野村克也
「野球人生のスタートは、テスト生からだった。1年目が終わったとき、解雇通知を受けた。でも、『可能性はゼロではないはずだ』と思った。合宿所の庭で誰かが200回素振りをしていたら、400回素振りをした。努力は天才に勝ると信じるしかなかった。努力が実を結び、少しずつ少しずつ結果が出ていった。まさかまさかの連続でした。でも、まさかがあるのが人生。自分の知らない自分は必ずいるのです」
この経験から、絶対に諦めないという精神力が付きました。