エンディングノート

 私は兎に角せっかちで、何よりスピード感を重視します。

まずやってみて、それから修正。この繰り返しの人生です。

 既述しましたように、既に生前墓も建立、貸金庫には自分の葬儀用の家族葬分の現金も入っています。

整理していた本棚の中に4年前に記入した「エンディングノート」が出てきました。

内容を精査すると、現在とはかなり違いがあります。

 そこで、取引のある大手不動産会社の担当者に「エンディングノート」を貰おうと電話。

最近は作成していないとの返事。

次に取引銀行の担当者にショートメール。すると講習用に作成したものが数冊残っていると。

早速2冊持参してくれました。

 タイトルが良いですね。

『あゆみとおもい 手帳』 が表題。

「私のこと、大切なあのひとのこと」「もしもの時の希望」「財産と相続、遺言」「大切な人へのメッセージ」という項目でそれぞれ細分化されています。

 私の両親は子離れが早く、私も親離れがかなり早い方でした。

その影響か、親は親で、子は子で自立する事が人生の基本となっています。

人生の残り20年前後を考えて先ず思う事が、子供達や孫達、加えて世間に迷惑を掛けたくないという事です。

 そのために必要な三種の神器が『健康』『お金』『エンディングノート』と私は考えています。

『エンディングノート』は人生全体のBSなのです。

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